6月14日 サンデーモーニング 風をよむ 渋沢栄一, チャーチル, 人種差別, 人権

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はアメリカの差別反対デモについて。公民権運動の時と比べると差別が法律的なものではないので、法律改正など目的が無いのが難しい所といった話。

関口宏氏はインドに対する差別主義者だったとしてチャーチルまで標的になっていることに驚愕。

チャーチルは結構保守政治家らしいそういう言葉を残していますからね。

他人事のようなVTRで終わりましたけど、日本で同じような問題を抱えているのはたとえば最近話題になった渋沢栄一でしょうね。
朝鮮の経済発展に尽くしたともいえるし、朝鮮でプレゼンスを増していきたい日本政府の戦略に沿って赤字でも朝鮮での銀行経営を続けていたともいえると思います。
チャーチルと比べるとずっと平明でリベラルな人物だと思いますが。戦前の日本人の中でも最も良心的な人間の一人だったと思う。彼を全否定するのは日本の全否定に近い。

戦国武将なんかも今の視点からみればただの殺人者ですしね。
当時の価値観なりにどのように良く生きたかという視点があっても良いのではないか。
人権から逸脱しているということで過去を振り返れば評価できるものはほとんどない。

どっちが百パーセントというわけでもなく当時の価値観なりの評価と今の価値観なりの評価を併存させるくらいが落としどころではないだろうか。

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