7月23日 羽鳥慎一モーニングショー その2

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では検査について言わない高木美保氏が、専門家は夏にこれほど流行するとは言っていなかった、と上から目線で岡田教授に「質問」。

明らかに岡田教授を非難している口調ですね。
岡田教授は夏だからまだこれで収まっている、と説明。

春のも「春の先触れ」であって、その点で言えば今のも流行とは言えないくらいのものなのでしょう。

夏にこれくらい流行する可能性は織り込み済みでしょうし、そういったことも話されていたので岡田教授には瑕疵はありません。
ただ、岡田教授にすれば、ただでさえ批判を受けやすいので確かである秋冬の流行を強調して話さざるを得なかった面はあると思うんですよね。

岡田教授の問題かどうかはともかくとして、全体として夏でもこれくらい流行るという警告は少なかったと言わざるを得ないとも思います。

二―エル・ファーガソンがこの前話題にしていた「予測の問題」を含んだ話でもあります。
つまり備えられるべき問題が起こらなかった時、それに対する投資は無駄だと考えられたり、それについて警告した人が嘘つき扱いされたりしかねないという問題です。

これが専門家に用心深い発言を躊躇させます。
感染症をはじめとして「予測の問題」に対する対策がされるべき、ということが自覚されるべき一つの事案であるといえます。

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