「菅原文太さん死去 81歳、肝がん」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000023-nksports-ent)は、惜しい訃報。
最近「季刊『道』」(旧合気ニュース)を久しぶりに読んだらすっかり脱原発雑誌になっていてびっくり。現代の武術家の主戦場はそこでもあるべきですから、自然と言えば自然ですが。
その中で菅原文太さんが宇城憲治さんと卓抜な対論をされていたのが印象的で、感服しました。
しかし今思えば、このような超マイナーな雑誌に出ていること自体が、脱原発を表明してから、大手メディアには乗らなくなったことの裏返しでもあるのでしょう。
その職を賭した発言には限りない重みを感じます。
高倉健さんは名優と謳われましたが、政治にはノータッチでした。それとは対照的な、はみ出し者役らしい果断さを貫かれたのではないかと思います。
ご冥福をお祈りします。
とべさるの冒頭でも逝去が伝えられましたが、先月沖縄県知事選挙の「うまんちゅ 1万人大集会」で語ったという言葉を紹介。
メディアでデモの報道を目にすることもないので、正直、語られた内容を詳しく知らなかったのですが、考えさせられる内容です。
その土地の自然はその土地の人のものだ。とのことで、まさに辺野古の現状に染み渡る言葉です。
テレビの報道では私が観た限り原発について触れたところは無し。間違いなく晩年に一番精力を注がれたものなはずですけどね。
とべさるの「言わせてオピニオン」では春香クリスティーンさんが日本のダイエットについて。
グラビアはすごかったですね。リア・ディゾンを超えたと思います。
こういう写真を撮るために生まれてきたようだと吉田さんは絶賛。
服の外に出ている部分は変わらないのですが、おなかはすごく絞られています。下半身だけ太るんだねという吉田さんの指摘。
〝黒船来航”というよりは〝吹き渡るアルプホルン”といった感じでしょうか。
私は「世界民族音楽大集成」を愛聴しているのですが、「スイスの民族楽器」はかなり上位のお気に入りですね。
日本人は痩せている人が多いという印象、とのこと。
「中島啓江さん死去、57歳 オペラ歌手」(http://www.huffingtonpost.jp/2014/11/28/keiko-nakajima-opera_n_6235046.html)というニュースもありましたが、体重が多すぎたのが死因の一つと伝えられています。
しかし、アメリカ人などにはよくいるくらいの体型ですよね。やっぱり肥満に対する体の感受性、体質が違うのかなと思います。
最近見つけたものでは「回想の明治維新―一ロシア人革命家の手記」( (岩波文庫) レフ・イリイッチ メーチニコフ (著), 渡辺 雅司 (翻訳))の88ページに「日本に来て驚いたのは、アメリカもそうであるが、肥満体の人間が全くいないということだった。」という驚愕の記述があってびっくり。そういえば西部劇でも肥満の人は出てこないんですよね。その国の人の体型も歴史の中で変わっていくということでしょう。
おまけに書けば、その直後の記述は「また注目すべきことに、日本人そのものが、日本的類型よりもヨーロッパ的類型(とりわけ女性)を好むのである。白色人種の美しい部分に触れたことのあるものは、その後ではどんな名うての日本美人の誘惑にも、どうしようもなく軽蔑的になってしまうようだ。」とあります。
江戸期の西洋人は奇異の目で見られてもあこがれの眼差しで見られることはなかった、というのがいくらかの江戸について書かれた本にありましたので、これは明治という時代が関連している可能性は高いでしょう。
男性の女性を見る眼についてもそうですし、女性に関しては最近ポケモンやたまごっちがどうのということが話題になりましたが、話がふくらまされているとはいえ近い傾向はあるのだと思います。
何とかならないのかとも思いますが、海外でも日本人女性はもてるというので、お互いさまの部分もあるのでしょうか?
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