1月26日のテレ朝の「ここがポイント!! 池上彰解説塾」の3時間スペシャルでは憲法について特集。法律のプロ、と紹介された北村弁護士は、憲法の解釈というのは常に行われている、時代時代に内閣が常に解釈を合わせている、だから解釈改憲がいけないということはない。
解釈改憲がいけないというのは議論をストップさせようというやり方だ、と解説。池上さんはそれを受けてそのまま次へ。
超重要案件を正面から改憲という手続きを経ないで、国民に諮らないで勝手に変えようとしていることが問題なのです。些細な変更かのように偽装する詭弁です。
意見が無いといわれる池上さんですけど、北村弁護士に聞けばこのような答えが返ってくるのはわかっているので、実質自分の意見を言わせているのだと観察できます。
特集の次はイスラム国へ。このとんでもない団体の思想もコーランの「解釈」から生まれているんですよね。解釈で何でもありだというなら、ろくにisil(番組中ではイスラム国の呼称)の思想を批判することもできないのではないか。
矛盾しています。
すごく気を使ったんですよ、と2億ドルについては人道援助だとはっきり言ったと解説。しかし何を言おうとも使われ方を保証する援助の仕方をしていません。
「罪を償わせる」発言については、自衛隊を派兵してくるということだと誤解されたと解釈。2億ドルの使われ方について結びつけて解釈されたと考えるのが当然です。
イスラエルの旗の前で演説したことは無し。
どうしようもなく安倍政権よりの解説をしていると思います。実に酷い。
政権に落ち度があっても無理やり批判しないように持って行きます。
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