は、は官僚とアメリカ軍が月に2回話し合う日米合同委員会について。ここで決まったことは総理の権限より上であるとのこと。この委員会に出た官僚はその後出世するのだそうです。
鳩山由紀夫は首相在任当時「最低でも県外」の普天間のことについて、官僚のトップを集めて、これは絶対に口外しないでくれと前置きしてこのことについて話したのだが、次の日の朝日の夕刊にその情報が丸丸載っていたとのこと。
矢部さんの書籍の反響が返ってきて、ああ、そういえば、という事例が集まってきている感じ。
取材源の秘匿はメディアにとって重要なことですが、これは取材ではなく癒着です。実際日本の分岐点でした。朝日はどこから情報を得たか明らかにして、経緯を洗い出すべきです。
そして記者クラブメディアの癒着を断つ対応が求められます。
鳩山も、もうやけだから、リークされたことをその時点で発表してしまうのも手だったと思います。官僚は名前が出てくるのを嫌いますからね。
秘密保護法でこういうのを逮捕できればよいんですけど、こういう部分は無法なまま残って、社会に有益な権力の監視を実行しているようなものに適用されるのだと思います。
まさに国家の最高機密のリークであって、国民の利益という観点から考えたときに沖縄密約のリークとは質が違うもので実に酷いです。
羽鳥さんは日米合同委員会について、これだけ重要な会議なのに日本国民はこういうことがあることを知らない、と指摘。本当にそうで、それはメディアの腐敗ゆえのことなのです。
この話は急所中の急所に触れたということで、評判が良いみたいですね。
最後は、最近は護憲派が改憲を語り改憲派が護憲を語るとのこと。
改憲派の筆頭でよく名前が上がる小林節さんでしたが、ここまで安倍政権が集団的自衛権で踏み込むとなるとやはり9条は必要だという考えに変わったとのこと。
現実を基準に考えると、見通しが甘かったといえます。学者としてここら辺はすっきり整理したくなるところだったのでしょう。
内田樹さんが発想のオリジナルなのか、9条がほつれているのがいい、というのは本当だと思います。
改憲をするとしたら、私は東洋思想のエッセンスを盛り込むべきだと考えます。
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