報ステの「『学生デモ利己的』武藤議員、書き込み撤回しない」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=43045)での立野純二氏の、この暴言の背景には歴史認識があって、国家主義へ傾斜して惨劇を招いたことから学んでいない、というのはその通りだと思います。
こういう態度で言えば、私は官房長官が出てくるときに国旗に敬礼するのが、すべての根源になっていると思います。
国家主義に傾斜して悲劇を招いた日本でこのようなことをしている、許されているというのは、全くもって非人道的なことです。
民主党は本来こういったことも辞めるような方向性で国民に負託されていたと思うんですが、全く逆を行きましたね。そしていまだに反省の欠片も示しません。
あともう一つ指摘したいのは、今の若い人は新自由主義の時代に育っていますから、出世すればすべてが許されて何をやってもよく、出世できなければブラック企業で酷使されような死のうがどうなっても構わない、文句は言わせない、という思想があるんですよね。
この人もまだ出征できる年齢ですが、出世をした自分は埒外に置いていることが発言から読み取れるでしょう。
そういった雰囲気は、観たことがないんですけど「とある科学の超電磁砲」といった作品によく表れているように感じます。
その社会の思想を掬い取ったことによってヒットした作品だと思います。
グローバリズムはナショナリズムと同義と言われますけど、新自由主義は政策レヴェルでこのように国家主義を再生産する作用があることが観察できます。
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