川内原発で『免震重要棟』一転、建設しない

地震が起きても平常心を維持できるよう特別な訓練を重ねている

は戦中の竹槍でB29並の爆笑発言。

こういうのは日本の精神主義が悪いんだ、ということになっていました。確かに戦前の日本精神と誰かが称した根性主義は悪いんですけど、どちらも経過をみていると、破局的な事態を招いた公務員やそれに準じる人たちの、責任逃れのご都合主義がこういう滅茶苦茶な発言のもとになっているのです。

免震棟を建てると金がかかるから建てない。その大前提が彼らの中にあるからそのほかの所にどのような詭弁や矛盾が生じても押し通すのです。

精神性の低さからくる誠実さのなさや、拝金主義から来ていることです。

コスト削減と人命軽視、嘘をついても何とも思わない心からくる発言です。

こういったことが繰り返されるのは、戦後の戦中に対する反省が的を外れていて、真剣に徹底もされてこなかったからです。このような発言が出てきた際には常にそこまで振り返って考える必要があることを強調したいです。

古舘さんは我々もごまかされていたと

免震重要棟やベントフィルターは大前提だと思っていましたから

といっていましたけど、こういう安全のための施設を作ると原発が全く割の合わないものであり発電コストが上がってしまうので作らないであろう、というのは指摘されていたことです。