原沢選手の準決勝はタングリエフとやっていましたけど、しかしタングリエフはまだやっているんですね。
リネールを破った北京の時の印象と変わらず。石井陣営はタングリエフなら楽勝だと思っていたみたいなんですけど、この柔道家はすごく姿勢が良いんですよね。
やはりそこら辺にリネール攻略の鍵があるのでは。
リネールは腰を曲げて防御姿勢をとると帯を取って隅返しで投げてくるのが凶悪。背筋を伸ばして対峙するしかなさそうです。
「リネール「背負うもの多かった」 連覇、静かにうなずく」(http://www.asahi.com/articles/ASJ8F2R7HJ8FUHBI00D.html)というわけで決勝ですけど、惜しかったですね。一度も腰を折らないでまっすぐ立つ方針は研究を感じさせて正しかったと思います。
内容では勝っていたでしょう。手を伸ばして徹底的に組まないリネールのやり方は邪道で、かつて石井慧がやっていたことを体格を利して防御姿勢でないように見せかけてやっているだけのように思います。
ここら辺はもっとルールに工夫が必要なのか・・・・。
ただ原沢選手も、組ませてもらえなかったとはいえもっと懐に飛び込めなかったのかという感じも。
リネールは上半身ほどには下半身が強くないように思う。かつての鈴木桂治のような戦い方が出来れば、勝ち筋も見いだせるのではないか。
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