9月8日大竹まこと ゴールデンラジオ! ゲスト金子勝(慶應義塾大学経済学部教授) その2

#その他文化活動

水素車を批判。

これは特に日本だけの規格になっているところが致命的です。
電気自動車は明らかに産業保護の口実に使われていますけど、それを見越して戦略を練るのが賢い企業というものでしょう。

それに自動運転車について言えば新聞では、一企業でやってきたトヨタがグーグルらと組むのは決断だった、という話ですけど、トヨタは何か新業種を代替わりのたびにやるのが恒例なのだから、せっかくだからAIやれば良いのにね。たとえ現状で大分技術力に開きがあったとしても。
不動産をやっている暇なんてないはずですよ。

原発に突っ込んでいく東芝について。

私が東芝に欠けているものを仏教語で表すとすればそれは、冷暖自知。こっちはまずそうだなと身体が感知したら引かなければならないんですよ。まっとうな感覚に耳を澄まさない企業体に生き残る余地はありません。

インドの原発も日本が築いてきたものの切り売りといえます。

「経産省ってすごい古い組織で」「業界団体と結びついて調整しているような役所」とのこと。これは業種自体が変わってしまう時代には致命的ですよ。

「いつこれが終わるの」と室井さん。「行くとこまで行くしかない」との答え。まさに一億総玉砕といえるでしょう。

「危機を先送りして目くらまししている」現状があると太田氏。

「アベノミクスを批判するメディアがないでしょう」とのことですが、これは記者クラブ制度などによるもので、それが続いているのは大手メディアに阿ってそれを批判しない「言論人」ばかりが存在するためです。

こういうのを無視し続けるのって菅官房長官にそっくりですよね。批判する方もされる方もですよ。
低いターンテーブル。このレヴェルの低さから脱却しなければなりません。

井出英策氏のいわゆるコモンズ論のような意見について聞かれると「衰退を食い止めないと」との答え。つまり積極的に手を打っていないとダメだということですね。

禅の修証一如みたいなもので、動かないとダメなんですよ。日本の多くの「知識人」は静止すれば静止すると思っている。まずその世界観が根底的に間違っています。

それに志のない国など人同様死んだようなものだ。

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