フィギュアスケートNHK杯女子シングル:コストルナヤが優勝、紀平梨花は2位でGPファイナル進出

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コストルナヤが優勝、紀平梨花は2位でGPファイナル進出【フィギュアスケート】NHK杯女子シングル
ISU(国際スケート連盟)グランプリシリーズ第6戦「2019NHK杯国際フィギュアスケート競技大会」は11月23日、女子シングルのフリー(FS)を実施。前日のショートプログラム(SP)で首位のアリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が優勝。紀平梨花(関大KFSC)は2位だった。

はザギトワ選手はミスがなくてよかったですね。



紀平さんは完璧でしたね。
4回転を失敗してもグランプリファイナルにはいけるだろうので入れる選択肢はあったかと思いますけど、勝ちに行くならこちらの構成でしょうね。

ほぼ完璧な内容でしたけど、それでもトリプルアクセルを一本も入れていないザギトワとほとんど点数が違わないの気になるところだ。
紀平さん本人がインタヴューで改善点として挙げていましたけど、加点やスケーティングが違うんですね。
ジャンプの前後であるとかすらっとした片足滑走とかですね。

全体の印象としてもザギトワやコストルナヤは端然とした印象が強いんですけど、紀平さんは多少雑然とした感じだ。

ロシア勢はとにかく羽生結弦選手を徹底研究していて、ザギトワやコストルナヤの端然とした印象もそこから来ている模様。ジャンプもスケーティングも全体的にかなり似ている印象だ。日本のスケーターは羽生の研究が足りないのではないかと思う。そこで差がついてしまっている印象ですね。

4回転に邁進している紀平さんですけ、やっぱりそれ以外の演技の質をザギトワやコストルナヤのレヴェルまで上げて、それから4回転に挑戦するのが正道だと思う。4回転に向けて頑張りすぎるとより端然とした方向から遠ざかってしまう可能性もあります。

演技直後のガッツポーズとか卓球の伊藤美誠選手みたいで、闘志あふれる感じで素晴らしいんですけど、今後必要なのはそれを包み込む透明感でしょう。



コストルナヤは安定感が素晴らしくてスケーティングのきれいさが圧倒的だ。演技中の表情にも気を配っている感じで、こういったところは日本選手は少し遅れを取っているのではないかと思います。

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