2020年1月24日 東京オペラシティコンサートホール 読響シンフォニックライブ公開収録 第一部

音楽

運よく当たったので行って参りました。

事前解説では咲子さんが登場!

咲子さんは相変わらず素晴らしい美しさ。白いドレスがこれ以上なく似合っていて、首と腰に結ばれたリボンが瀟洒です。

解説ではホルン奏者はみんな眼鏡をしていて顔が似ているとかみんなベルの部分を被ったことがあるとか、今までになく攻めた情報を提供。
色々な面があるというシューマンについての解説も素晴らしかったですね。


プログラムは

出演
指揮:大友直人
ホルン:松坂隼(読響首席ホルン奏者)
    日橋辰朗(読響首席ホルン奏者)
    矢野健太(読響ホルン奏者)
    伴野涼介(読響ホルン奏者)
管弦楽:読売日本交響楽団

曲目
モーツァルト/歌劇〈魔笛〉序曲
シューマン/4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック
ドヴォルザーク/交響曲第8番

モーツァルト/歌劇〈魔笛〉序曲

から。

魔笛の序曲はトップに来るくらい好きな曲なので実演で聴けるのはありがたい。この澄み切った抒情と物語性が素晴らしいです。

もう少し間を取ったり深沈とした方が良い所も多いように思いましたがそれでも楽しめましたね。

本当に序曲風のフィガロと比べると魔笛の序曲は大交響曲だ。
最初にあまり置かれないのもハイカロリーだからでしょう。
次に来る曲が中規模の曲だからここに置けたのでしょうね。

シューマン/4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック

は朗らかだったり勇壮だったり渋かったりといった楽想が交錯するシューマンらしい作品。悪い曲ではないですけど全体のまとまった印象は薄い感じだ。

ホルン4管が活躍する変わった曲なのだろうと期待していったのですけど、意外とホルンはそこまで目立たなかったような気がしましたね。

ホルン4管のアンコールは

シューマン/トロイメライ

で、これはホルンで演奏されるのが一番良い作品でしょう。この温かみのある懐かしい音色が曲の魅力を増幅させます。しかしさすがに4管で伴奏パートまでやるのははちょっとくどい感じはしましたね。
結局シューマンはこの曲がマスターピースのような気がします。

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