は最初は非常事態宣言の延長について。
今の実効再生産数であれば即座に非常事態宣言を解いても良いはず。しかしそれが本当に科学的に妥当なのか元になったデータが公開されないので判断できないということを岡田晴恵教授。
続いては専門家会議の判断の振り返りとこれからについて。
専門家会議の尾身茂氏はPCR検査を絞っていたと明言していたのに直近のコメントでは予算が少なかったなどの理由で増やしたかったのに増やせなかったという話になっている。
その矛盾を玉川氏以下のスタジオの出演者も指摘しない。
中国での蔓延の話も出ていましたけど、予算に関係なく入国禁止は早い段階でできたはずだ。
何もしなかったことに関して、対策を「推進する人がいなかった」と繰り返すスタジオのテレワークの自民党の田村憲久議員ですが、推進するのは首相であり専門家会議だ。いなかったのではなく機能しなかったのだ。これは「無責任の大系」の変形といえそうな責任逃れの詭弁だ。
責任者がいるのにいなかったことにする点で同じなのです。
現在民間でPCR検査を行っているが、行政検査の延長という位置づけで大病院だけで行っているらしい。
これの条件を緩和して拡大するか、中規模以下の民間に任せるかどちらかが必要だと岡田晴恵教授。
患者を収容するところが無いので検査をしても仕方がない、と田村氏。
それは政治の犯罪です。
それに呼応して、検査だけ増やしても医療崩壊を招く、総合的な判断が必要だと菅野朋子氏。
日本は死者が少ないので、検査を減らしていたのが死者を減らしたのではないか、と菅野朋子氏。
検査を絞ったことに死者の少なさを求めるのは詭弁だ。
私が思うに何かアジアに感染を防ぐファクターがあるのだと思う。それは必ずしも政府の対策に拠らないと考えます。
日本は死者は少ないですけど、アジアという観点で言えば、韓国や台湾に劣っている
自民党の田村憲久議員は死者の少なさの原因は手を洗うことやマスクをするなど日本人の生活様式にあるのではないかと指摘。
つまり恵まれた条件の中で最悪の政治を行って被害を増やしているのが今の日本の状況だ。
検査をしても患者の収容場所が無いと反論されると、秋冬に向けての話です、という岡田晴恵教授ですけど、今の時点で収容場所を作っていないのが政治の怠慢だとしっかり指摘して良いと思う。専門外にしても。玉川氏が割って入って代わりに言っても良い。
これでできないのでは、あと十年かけてもできないですよ。
検査2万件の約束は検査能力を増やすという話でそれで検査するとは言っていない、と自民党の田村憲久議員。
こういった話が一連の「対策」を象徴しています。
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