では中国の強権的な姿勢について。
青木氏や菅野氏は経済のつながりが深いのだから仲良くするしかないといった論調。
多くの人はそう言っているのは事実ですが、ニーアル・ファーガソンはデカップリングができると言っていますし、私もできると思う。アメリカはその方向に向かっているといえます。
最初からできないと言って、仲良くしようというのは中国に対するコメンテーターの斟酌に他なりません。
さらに言えばできないというよりやらなければいけないというのが今の国際社会の状態です。
自由社会のルールに従わないと損をする、と中国が思うところまで持っていかないと、世界は中国の人権思想・やりかたに乗っ取られることになります。
それには適切なデカップリングが必要なのです。
軍事的な意味で仲良くするのと経済分離を分けて考えるのも肝ですが、ここの議論ではあいまいだ。
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