5月18日の羽鳥慎一モーニングショーでは
「【都知事選】舛添氏の「政治とカネ」なぜ追求しない?―ネット上に広がるメディア不信、怪文書も」(http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140202-00032251/)
の問題を独自入手の新事実として報道。
政治に興味があってネットが使える人ならほとんどの人が知っていること。
玉川さんも初めて知った、といった様な感じで、驚きの表情で進めていましたけど、知らないならものすごく勉強不足ですし、知っているなら演技です。何でも言っていますみたいなポーズは大概にしてほしいと思います。
都知事選の時に反原発の候補が盛り上がり、恐らく原子力ムラ・自民党から舛添を勝たせるように記者クラブや電通を通じて指令があったのだと思うのですけど、今回は、池に落ちた犬だからもう叩いても良いという判断がなされたんだと思う。
この問題は各局どこも取り上げませんでしたが、その横並びが解除された形なのだと思う。
番組終りは「平均貯蓄額、過去最高の1805万円 富裕層が押し上げ」(http://www.asahi.com/articles/ASJ5K525GJ5KULFA021.html)について。富裕層が押し上げた結果市民感覚とは全く乖離した数字が出ているとのことで、羽鳥さんや玉川さんは「信じられない」とか言いつつ憤っていますけど、羽鳥さんの貯蓄額の百分の一も無いでしょう~。
恐らくスタジオにはこの貯蓄額を下回っている人は一人もいないでしょう。スタジオでの反応は薄かったですけど、たぶん持っているからでそういう意味では羽鳥さんの反応より誠実といえるでしょう。
これは報道を行う側として構造的な欠陥であって、それと真剣に向き合わないことが偏向報道を繰り返す一つの原因になっているのです。
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