はまずは円高について。どこもダメすぎるから円が買われているとのこと。「アメリカはちょっとバブっているだけ。」とのこと。
メインでは、アベノミクスは失敗しているということを。「マイナスですよ。1つ届かなかったら道半ばとか言っていいけど」「これが民主党政権だったら袋叩き」とのこと。
これは良く金子さんが言うんですけど、そのような考えを軸にした対比にはピンボケ的要素もあると思います。
確かに双方嘘は嘘なんですけど、民主党政権は国民の期待を背負って生まれた政権です。そこで嘘をつくのは本当に罪深い。
自民党はだいたい嘘と汚濁だらけだろうというのは誰でも承知しています。
もちろん公約破りはしてはならないことであって、論外であって、追及されねばなりませんが、それとはまた別の軸に背負っている期待値の量があるのは自然なことです。
現政権に対して何も言わないのは報道機関として論外ですが、そういったものをすべて外して考えれば、期待値から言って扱いに差があるのはある程度納得できます。
小選挙区制も各所で槍玉にあげられていますけど、ここでうまくいっていれば成功だったいうことになったでしょう。
結局人だということです。
小選挙区制も制定当時は善のように思われていました。今のような批判はあまり聞かなかった。またいじってそれで駄目だったら、その制度に批判が集中する、というように繰り返すのでしょう。
本当に野田と菅直人は、日本史上の悪人なのだと考えます。
また振り返れば、野田政権の時も消費増税をはじめとした数々の嘘をメディアは追及せずに、正直者のドジョウ総理と持ち上げていました(狂気という以外の表現がありません)。正直者の野田総理の原点は!?などという特集までやっていました。
結局記者クラブ制度の下では官僚に都合の良い人物・政策は追及されず、そうではない物は徹底的に攻撃されるということなのだと思います。
金子さんは民主党と自民党の対立?軸のなかで報道を読んでいますが、官僚を中心に読むのがより正しいでしょう。そしてさらにはアメリカの力が大きいのだと思います。
金子さんは個々の事例に対しては官僚も批判するんですけど、こういう部分の官僚ののさばりを視界に入れない傾向があると思います。
民主党政権の変節の裏には官僚のサボタージュがあったといわれていますが、これもあまり批判したのを聞いたことがありません。
金子さんは正義感が強いですけど、それを官僚機構に対して発揮してもらいたいと思います。
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