「将棋電王戦、ソフト側が突然投了 棋士側、初の団体勝利」(http://www.asahi.com/articles/ASH4C3R4LH4CUCVL003.html)は棋士を非難するソフト製作者のコメントが驚き。
コンピューターのさらなる進歩のためにやっていると明言しているのですから、穴をついてもらってソフト製作者は感謝すべきです。
棋士が勝つために最善を尽くすのは当然で、外野も含めて非難は真剣勝負というものを理解していません。強さこそプロ棋士だというのはまさにその通りです。
最近感じつつあったんですが、最初の企図を外れて、先人の蓄積やハードの威力に寄り掛かってプロ棋士を倒して、快感を得たり注目を集めたいといった方向にソフト製作者の意識が変わりつつあるのではないでしょうか。
将棋はミスの競技なんですけど、それでもプロ棋士の最善手を指し続ける能力は高いです。
序盤の何の変哲もない局面でバランスの崩れを検知されてそのまま負かされてしまうようになってしまえは手が付けられませんが、そうでなければ、コンピューターがかなり進歩してもシビアな勝負が続くことになるでしょう。
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