は紙管で有名な世界的建築家。
建築家が権力者やお金持ちが権力や財産を誇示するための道具になっているのが許せなかったとのことで、静かな中に強い情熱を感じます。
市井の人々に対する意識が凄く強い建築家ですよね。
本当に歴史的にそういうのは多くて、建築と権力の関係については(https://iroironakizi.work/2014/04/24/54186292/)で私も書きました。
地元の気候に合い、修復も可能なことから地元のにある建材で建てるという哲学も素晴らしいですね。条件に合わせてプラスにするのは日本文化の神髄でもあります。
英語でPaperはPanama Papersとか書類を直接指します。これは日本のように紙を建材などいろいろな用途に用いる伝統が存在しないことによるといわれています。
そういう意味では紙管による建築はもっとも日本らしいものであり、これを日本以外の国に開発されたら日本は恥ずかしかった、と冷や汗が出る思いすらします。
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