のイアン・ブレマーの話はとにかくアメリカが勝手で世界がまとまらないという話。そこが今までの危機と違うところとのこと。
ユヴァル・ノア・ハラリは民主主義的な監視国家になるべきだという話。
以前に私も同じように主張した通りの当たり前の考えだ。
サンデーモーニングの引用は要約の仕方が悪かったと思う。日本の「リベラル」系の人たちには民主主義的であっても監視国家になることに反対の人がとても多い。もしかしたらそういった人が番組を作っていて、監視国家を容認されてはかなわないとわざと意味を変えた形で引用したのかもしれないなどとも思うのです。
科学や専門家に従うべきだとのことでしたけど、現状の日本の状況をありのままに言えば検査を絞っている専門家会議に抗議しなければ日本全体が死んでしまう状態だ。
科学は大切ですけどこういった問題は常に付きまとい続けます。
こういった事態は避けなければなりませんが科学を受容する側にこういった葛藤を避けない態度はいつまでも必要です。
パンデミックを警告していた一人であるジャック・アタリはハラリと同じくパンデミックを独裁に傾斜する道具に使われることを危惧。
これを機に利他主義の社会を築くべきだ。それが自分たちの身をも守り一番の利己主義になるとのこと。
日本でも同じような論は聞きますけど、恐らく宗教が射程にあって、それと経済を融合させた形で提言しているのが世界の知性たる由縁でしょう。
その理想的な意見に「あなたを「無私の聖人」と思う人もいるのではないですか?」とより意見を引き出すためなのか道傳愛子氏が反駁していたのが印象的。宗教側も社会システムとより噛み合った形で主張を構築していかないと、社会に本音レベルで馬鹿にされるだけだなと感じました。宗教か社会かという綱引き的な構図では駄目なのです。これは私の以前からの考えですけどこれを機により広く東洋思想・宗教関係者に呼びかけたいです。
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