サントリー美術館 「来て、見て、感じて、驚いちゃって!おもしろびじゅつワンダーランド」その1

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11月16日のモーニングバードでは一々維新が会談してどうとか、どうでも良いこと細かく伝えて、彼らの政策とメディアの報道を比べて観た時に意図があると感じざるを得ません。実際の大きな勢力である小沢がドイツに飛んでも何も伝えないのに、一々宣伝を入れるように彼らの行動を伝えるのは報道としてとても歪んでいると思います。

「第三極」と小沢報道の質量をそっくりそのまま入れ替えたら、選挙の動向にどれだけ影響があるのだろう、と思うとめまいはしませんがそういう気持ちになりますが、実際の議席数や与党と対立する政策ということではそれが本来妥当なんですよね。

広告主や国との関係や過去の報道を考えた時に、原発を維持したいメディアの意図が強烈に働いていると考えるのが妥当でしょう。

過去の失政・失言を取り上げずに、物凄い宣伝量を異様な横並びでかけており、まさに大政翼賛。戦前・戦中の空気はちょうどこのような感じだったのだと思います。

テレビは先の尖閣でも石原に端を発する不況であるということを言わず、差別発言からのつながりとして、日本の右傾化として捉えられているという海外の目を放送しません。
新銀行東京の失敗を追及せず、その他の差別発言を放送することもなく、今回は有害物質がある先に築地を無理矢理移転させることも取り上げないで、このように宣伝させる、ということは考えられないことであって、拝金主義の末に原子力ムラの利権に絡めとられすぎているのではないでしょうか。

石原と維新の合流を伝える11月17日の朝日の一面は「原発全廃は盛り込まず」と見出しを打っていますが、全廃どころが合流しても強烈な推進です。

11月16日のテレ朝のワイドスクランブルでは、太陽の党の片山虎之助を招いて政策を解説させており、石原を原発推進とするグラフをそうではないとして中間寄りに移動。石原が推進でなければ日本の上に推進勢力は存在しません。

同じような印象操作を新聞が率先して行っているのではないでしょうか。

橋下も口先だけというのは各界の人間が承知しており、それを知ってメディアも押しているといわれていますが、表面的にはとぼけとおしてメディアとして推進し、自分たちの利益と引き換えに国を破局に追い込もうとしているのだと思います。
玉川さんですらこういった感じで報道しますから、もうどうしようもないですね。

橋下は相変わらず競争原理を各処でがなり説いているみたいですが、彼の道州制は電力の独占体制の区分けと一致しており、そういった競争すべきところで競争しない仕組みは残すつもりでしょう。ブレーンの竹中平蔵がかつてそうであったように。

彼の政策で日本の競争力が激減した事実があり、それを冷静に振り返り、メディアも責任を問うべきです。

またこういう人達の特徴として自分は強者であり成功者だという思い込みがあるのですが、道のない世の中で出世するのは恥ずかしいことだといった孔子が憂えた社会状況(岩波文庫版 111・187ページ)の極まった状態に今の日本はあり、ノモスに覆われているといえます。
世の中優れている人間が出世するようにはなっておらず、電波利権に守られたテレビ局の匙加減による偶然や、嘘の上に現在の自分があることを冷静に振り返ったら良いのではないでしょうか。

この人、このまえちらっとテレビを付けたら、政治家は何をいったかではなく何をやったかだ、とがなっていましたけど、本人も特に大阪での業績はありません。むしろ「しなかったこと」によって原子力ムラに評価されたことによってこのような報道の極めつけの後押しがあるのであって、口からでまかせではやめてもらいたいと思います。テレビがそれをそのまま垂れ流すのが非常にたちが悪いと思います。

11月19日のモーニングバードでは原発を争点にするべきだという青木さんに対して、良純が親を擁護して、原発を○×で決めるのはどうか、といっていましたが、片山と同じぼかしの手法です。更にいえば、○×の選択肢を示して欲しい市民は多くいます。冷静さを欠いているのではないでしょうか。

良純は親族の応援演説などにも出たりしているのですが、普段政治について容易に触れてキッチュでマッチョな意見をがならない、というだけでも彼らよりは評価出来ます。
今後は更に進めて、正気に戻ってもらいたいと思います。じゃがいもが好きだとかいわないで、再生可能エネルギーの可能性を直視するべきです。

11月19日のモーニングバードでは仕分けについてやっていましたが、復興予算の流用と繋げる所まででしたが、この仕分けは再エネ支援と除染費用を削るのが真の目的なので、そこまでやるべきです。

政権交代してからやると支持率が下がる可能性があるということでしょう。自民党政権への橋渡しがすでに始まっているようです。

しかし小学校のトイレの改修についてやっていましたけど、答えた文部省の担当者って誰?
張り付いてみていなかったのやったのかも知れませんが、被災地で喫緊に欲しい冷蔵庫が無い状況などと照らし合わせて罪深さが浮き上がるような構成にして欲しかったと思います。

11月16日のTBSはみのもんたが、都知事は猪瀬さんで決まり、といって願望交じりの偏向が話題になっていますけど、正午頃には「野田首相 正直者のルーツを探る」というやけっぱちとしか思えないような特集映像の放送を敢行。
電通とそれについている諸々の利益にさえなればなんでも報道するという姿勢が、すさまじいとしか形容できません。

11月16日の午後3時ごろには吉田照美と伊東四朗さんが話していましたけど、日本の候補者の記者への暴言は酷く、海外で記者に暴言を吐いた人は落選している、という話をしていました。
記者の向こうに国民がいるから暴言を吐いちゃいけない、といっていましたけど、やっぱりそれ以前の話ですし、何でこういうことが起きるのか理由を考えると、恐らく、西洋かぶれだから日本の記者を馬鹿にしているんですよね。かといって、根本的にシステムを改良する気柄もないので、それが暴言としてのみ発露されるんですよね。
国民自体もなんとなくそんな感じで考えているから、暴言が許されてしまう土壌があるのではないでしょうか。

ラジオでも地方出身の人は、生島さんは被害地元にもかかわらず無残ですし、荒川強啓さんも同じような感じです。
対して吉田照美さんにしても、大竹まことさんにしても、久米さんにしても東京人で、この違いをなんなのかと考えれば、地方の人は東京に居るだけであっぷあっぷなんじゃないかと思うんですよね。そういった違いが表れているように思います。

11月16日のニュースキャスターでは争点が消費税が一番で次にTPPで次いで原発である、とやっていましたけど、国民の意識と乖離がある願望争点でしょう。

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