戸栗美術館 古九谷名品展~躍動する色絵磁器~ その1

#その他芸術、アート

都知事選の会見はメディアと猪瀬の間で、東電病院ネタを出せば猪瀬が東電と戦っているという文脈で報道してくれるというツーカーの仲があるのをうかがわせる会見で、その中で出てきた内容通り、彼は石原のお友達で推進中の推進です。(http://tanakaryusaku.jp/2012/11/0005678

こういったらこうやって、あなたたちも都や原発推進派の逆鱗に触れることなくそれっぽい報道ができるからよいだろ、といった極めて記号的な世界で、どちらにも誠実さや真実に対する尊敬が無いのが問題だと思います。

そしてそれは諸々のプレッシャーやギクシャクした関係から来るお金の減少を心配しているのであって、本質は拝金主義なのです。

こういった文脈を開拓、率先報道してきた、報道ステーションなどの内容は罪深いといえ、今からでも方向転換しなければ駄目だと思います。
原子力ムラからプレッシャーを受けている、など抽象的な口合戦では戦っているような雰囲気を盛り上げて、実際の追及では戦っているようにみせるだけで、手を握り合っているのでは、本当の八百長報道になってしまいます。

11月24日の土曜日には千葉真一が娘と出ていて、仲良しアピールをしていましたけど、この人はすぐに若い女性に走って、娘とはつながりが無いんですよね。娘さんが芸能界に出るというのでこうやって親子アピールをしているみたいですが、実際とかけ離れた文脈で放送するテレビはとても疑問に思います。

11月26日のTBSの午後6時55分ごろのニュースでは公務員宿舎についてしつこく、二倍弱に引き上げて復興に資金を回します、とやっていましたけど、そこでニュースを止めるというのは、裏で繋がりがあるなど、事情があるとしか思えません。ジャーナリズムとしては、許されないといっていい報道内容ですからね。

11月26日のモーニングバードの9時45分には年末ジャンボ宝くじの発売を伝えていましたが、宝くじの報道をするときはセットで再就職の話などを取り上げて、視聴者に購入ということについて考えさせるようにするべきだとおもいます。特に広告料をたくさん貰っていて癒着・一体化が疑われている状態では必須だと思います。

半分以上は公益法人に流れるものだとききますが、私のような情報を積極的に集めている人間でも宝くじの収益金の具体的なお金の流れがなかなか掴めない状態で、本来は必ず透明化してテレビで放送しなければならないと思います。
その他の時間帯の他のニュースでも、あたりまえ体操とか流していましたが、その時間で、こういった報道を宝くじの報道とセットでやるという事を、横並びで義務づけるべきだと思います。

報道ステーションでさえ宝くじが発売されましたよ、で終わっている状態で、これは報道とは呼ばないと思います。

12月1日の天声人語でも、自治体の台所はささやかに潤う、とありますけど、宝くじの現状は報道機関がそのように朗らかに書ける状態にはありません。特に新聞広告の料金を貰っている立場としては、あってはならないと思います。

11月26日の12時55分のワイドスクランブルでは、火力の燃料費が各電力会社の経営を圧迫している、という夕刊の記事をそのまま読んでいましたが、原発の維持費・償却費がかかっているのであって、いい加減正しく報道して過去の報道については訂正するべきだと思います。

この新聞を読んでいく手法は革命的といわれていたと思いますが、現状では明らかにマイナーチェンジであって、テレビの無責任化・自主性の放棄の象徴の様なコーナーだと思います。

引用させてもらうという礼儀も無しに、批判や、際どい記事などを読み上げては、いけませんねぇ!うぅん!などと読むのは噴飯もので、読み上げたからには放送局の責任を持って放送するのであって、引用先にはあくまで礼を尽くさなければなりません。

もしかしたら正しくできれば、目先の広がるコーナーになるのかもしれませんが、現在では放送責任をかわしながら視聴率を稼ぐ為のコーナーになっていると思います。

今週のアエラは、女が好む政治家は右派が多い、という特集を組んでいますけど、前にもいいましたとおり、ワイドショーの影響はとても大きいと思うんですよね。一度、女性の中でもワイドショーを観るグループとあまり見ないグループで分けて集計して欲しいと思います。
体験談を雑然と並べた、少し浅い特集だったかなと思います。

今の若い人は右翼ってなんですか、というと11月26日に森永卓郎さんがいっていましたけど、石原のようなのが大手を振ってメディアに登場するのは戦争の教訓が忘れ去られていることと表裏一体なのだと思います。

11月26日にはJTが金塊の広告を出して、射幸心を煽っているというニュースが流れましたけど、もうJTは「健康に良いたばこ」を開発するしかないと思うんですよね。やはり難しいでしょうか。でもそれ以外のことは何をやっても駄目だと思います。

無理に他に手を広げようとすると失敗したりまわりに迷惑をかけるもので、中国の餃子事件の時も、JTが手を出した副業の冷凍食品部門が輸入したものでした。そのときのテレビの特集でJTの社内が映りましたが、安全に気をつけよう話し合うのかと思えば統括者から、今回のことで他部門のお荷物になっているからもっと稼げ、との訓令が出て、視聴者としては軽蔑するしかない状況に。

とはいえ、どこの企業も内実はこうなのでしょうし、政府自体もそうなのでしょう。国全体がこういう状況になっているから、維新諸々が人気を得たり、人気を取らせようとして報道する機関が出てくるのだと思います。

11月26日の報ステは電気料金が上がるというニュースをやりましたが、発送電分離の特集に絞っていて、東電の解体売却の観点がやっぱりないのがおかしいと思います。

再生可能エネルギーは最初は電気料金が上がるというのは事実、と古舘さんはいいますけど、後に下がれば良いと思います。

送電網の話もしていますけど、再エネの専門家の飯田哲也さんは国のインフラとして税金を投じて整備するべきだといっているみたいですね。将来につながるものなので、道路などより率先してこういった工事をする方が理に適っていると思います。

こういうのは原発の送電網を作るときに議論されなかったのではないかと思います。いらない道路工事にはすぐにお金を出すのに、こういった将来に繋がることに限って渋るのは一体なんのか。

議員と社員を掛け持ちしていたというこの日の大きなニュースもやっていて、聖域なき効率化の中で、対処したいと関西電力がいっていましたけど、やはり聖域だということなのでしょうか。原発推進を担保する兼任議員は関西電力の生命線なのでしょう。

スポットニュースで、丹羽大使の退任のニュースが流れて、都が尖閣を購入すると重大な危機を招くと発言して批判された、と読み上げられましたが結果をみても正論中の正論で、ニュースとしては石原を批判しつつフォローを入れるのが当然だと思います。

この日は紅葉中継でしたけど、相国寺の庭は綺麗ですねぇ、
ライトアップは普段もやって多くの人にみて貰ったら良いと思うんですよね。観光資源として素晴らしいですし、観光気分で来たとしても伝わるものがあるはずで、それは尊いのではないでしょうか。

どんな番組でも枯山水には必ず解説が入りますけど、これぞ不立文字で味わうべきもののような気がします。
青山さんは、正座をされていましたけど、正座は最近の文化であって、特に板の間ではやる必要はないと思います(^_^;)

古舘さんの質問が微妙に後輩を試す様な詰問調で、もう少し美しさをともに味わうようなものの方がみているほうは楽しかったと思います。

11月26日のHNKのニュース9の終わりに大越キャスターは、去年の紅白は震災後の最初の紅白で、被災者の事を思って涙が出た、といていましたけど、たとえば自主避難者であるとか、専門家も憤る大変な状況にあり、仮の街づくりも進まず棄民状態の人もたくさんいます。すべて観ていたわけではないで言い切れませんが、たとえばそういった避難者の環境改善や仮の街づくりをどれだけ訴えたのでしょうか。
実質サボタージュ状態なのを、雰囲気で丸め込もうとしているような意図を感じます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました