根津美術館 特別展「ZESHIN ―柴田是真の漆工・漆絵・絵画―」その1

#その他芸術、アート

寒いのでお茶を電子レンジで温める機会が増えましたが、電気料金はかかりますし、何しろその収入の入る先は東電です。なのでガスで沸かして魔法瓶に入れるようにしたのですが、好きなときに好きなだけ飲めますし、とてもお勧めです。

しかしこうやっているとネットの使えない選挙は不便で前時代的で、どうしようもないとしか言いようがありません。そもそも鳩山政権が速攻で通すべき法律で、総選挙までにこれを解禁しなかった野田は国民にあわせる顔が無いくらいだと思います。

ちょっと前に週刊朝日の謝罪を橋下がふんぞりかえって受ける、品の無いどうかと思わせる映像が流れましたけど、もし週刊朝日のいうように橋下の、まぁ、生まれがあまり良くないというのであれば、石原というのはそういったのを区別していく人の典型ですよね。だから少し考えると不思議な組み合わせなんですけど、仏教的に観ると―――用語で言えば差別心ですか―――人には人を区別しないで平らかに観る人とそうではない人がいるんですよね。

橋下さんはもしかしたらあまり恵まれていなかったが故に、自分を下に位置づけて、世の中を上下で見るようになってしまったのかもしれない。そこで石原と共通項ができたがために、一緒に組むことができたのでは―――――と考えると、幼少期の記事はやはり意外と外せないのかもしれません。

ただ境遇が良くないからといって、世の中を平らかにみていく目を失わない人もたくさんいますし、恵まれていることで余計に歪む人もたくさんいますのから、本質的には関係が無いともいえますが。

しかしこの二人はちょっと前に福島で揃い踏みしましたけど、事故の反省無しで行って恥ずかしくないのでしょうか。

この二人の政策を支持すると不利益を被る若者に彼らの支持者が多くみられるのは、あらゆる点でこの差別心のスパイラルから抜けられていないことが関係していると思います。本来の東洋の理念をに立ち返って、更に研ぎ澄ますことでそういった若者の傾向もゼロに近づくと思います。

徴兵制についてはお金持ちも徴兵されることでむしろ平等になるのでは、という声も聞こえますが、政治家などで兵役逃れを指摘される人は多く、そういう人がいまだに評価されいたりメディアも国民が知っておくべき基本情報として電波に乗せないという現実があります。公に議論されることがなくてそういう議論の目を潜り抜けていないことながらなので、完全に信頼できる資料は私も持っていないので具体的な名前は差し控えますが、しっかりいわないせいで知らない人も多いのではないでしょうか。「私は貝になりたい」といった歴史捏造番組を作っている労力があるならこういったことを告発する映画をジャーナリズムは作るべき、というのは当然のことだと思います。大きく負の側面だけが残る可能性が非常に高いと思います。

そもそも石原の視点は、(自分は除いた)軍隊的な精神注入棒的なものであって、平等に対する志向はありません。
若者を抑圧する種になってもそういったもので精神力は上がらないということは現代のスポーツ科学などで明らかになっているといって良いと思います。それに、それがズバリ狙いなのですが、発想が単一化することでしょう。それが国としての弱体化を招き、たやすく破局へ導くだろうと思います。
東洋的な立場からいえばまた西洋の五流国家になる道が開けるだろうと思います。

今回調べてみて真偽不明ながらも有名文化人など結構徴兵逃れではないかという人はいるんですね。せっかくなのでメディアも特集を組んで精確な情報を共有できるように近付けるべきだと思います。

こうやって下のほうではイギリスの話とか色々しましたけど、共通点は、汚い所はみたくない、という心性で、これは原発問題にも大きく絡んできます。そういったことが社会に濃く、広く、存在していることが、非常に大きな過ちであったり、実際とかけ離れた認識を生んでしまう元となってしまっているのではないでしょうか。

三陸沖の大きな余震がありましたけど、今回の地震を選挙に対する警告。社会と自然災害の関連ということでいえば「天譴説」的に捉えている人が多いので、この説についてぐぐって調べてみたのですが、どうも最近の説では江戸時代の人は従来の説でいわれいたように天変を天譴とは捉えいていなかったみたいですね。(http://www.soc.hit-u.ac.jp/research/archives/doctor/?choice=summary&thesisID=273

「もう少し遠慮せずにいうなら、「日本近世史」は中世封建社会に対して、江戸時代を世界で例をみないきびしい近世封建社会社会として独立させることに研究のエネルギーを注いでしまった。」((百姓の江戸時代 22ページ)とありますけど、それの両輪として、習俗的な面でも迷妄な特殊な時代にしないと済まない人が、明治から最近までたくさん学会などにいたのではないかと思います。

ただこれを読むと綱吉はちょっと特殊なようで、NHKの「BS歴史館 シリーズあなたの常識大逆転!」の「“お犬様”騒動 隠された真実~徳川綱吉は名君だった!?~」でも綱吉の天変と天譴を結びつける考え方をその時代のものとしていましたけど、どうもそうではないようです。

どこの文明でも意外と科学技術や迷信に関する認識の退化が確認されていますけど、書物がかえって迷信を呼び寄せたり、一筋縄ではいかない時代の歩みを感じさせて興味深い論文です。戦後のマルクス主義史観というのか、昔から過去まで一直線に進化、という歴史観が本当に問題が多くて実際の歴史を見誤まり、現状に対する判断にも非常に歪みを与えているなと思います。

嘉田代表はメディアの小沢イメージ刷り込みによるマイナスを意識しているみたいですけど、メディアの小沢色が強いとする根拠は議席数。少し前までいわゆる「生活隠し」が行われていて、それはまったく議席数を無視した報道であったので、今になって議席数を強調するのは非常に矛盾を感じます。

未来の党は擁立できない選挙区も多いですけど、致し方がありません。この前飯田さんがIWJのインタヴューで民主党の政策的には同じ人達が未来の党に来ないのは連合などを頼りにした組織的な選挙から抜け出せないからだ、といっていましたけど、ここで政策を優先して未来の党につけなかったことに、政治家の根っこの弱さを感じます。

荒川強啓さんのラジオでは自民・民主・維新と報道して日本未来の党はその他に入れるような状況。嘉田さんが出て来た時にばーっと取り上げた後は、どの局でもその他扱いで、解散したとはいえ議席数では第三党であり、横並びでその他扱いは極めて不自然で非常におかしいと思います。恐らく原子力ムラの利権を背景とした、電通のコントロールを想定するのが正しいのでしょう。

桑名市長選で未来の党推薦の候補が圧勝したことも私は報道でみていません。
どうでも良さそうな地方選を今後を占う選挙といって注目していたのをたびたびみたことがありますが。

メディアでは右傾化を心配する論説もみかけるようになってきましたけど、早くから自民が政権に付くかのような報道で煽り、議席を持っていない維新をひたすらテレビで流し、生活隠しから未来の党について伝える時に必ずといっていいほど小沢の影を挟む報道など、完全に全社右寄り全力シフトの報道で、これで右傾化しなければ不思議なくらいだと思います。

維新を報道するならするで、小沢という言葉より徴兵制という言葉が全体で多く報道で発せられなければならない、というのは本来なら当然のことです。

主に「原発、消費税、TPP」→「広告費、旅行、官僚や電通の指示」といった経路なのだろうと思うのですが、完全に毎回お馴染みのマッチポンプで、ここの仕組みを批判・解体しない限りいつまでたっても悲劇が繰り返されます。

12月7日の荒川強啓さんのラジオによると、北朝鮮について、海外ではロケットといっているものを日本だけミサイルと伝えているらしく、そこには意図があるのだろうということ。

まず一番妥当な意味づけが、右寄りの世論を煽ることで、大抵彼らは原発推進派なんですよね。ここでも広告費や旅行が付いて回っているといえるでしょう。

ミサイルに対する日本の備えを宣伝する報道も仰々しく、とても格好悪いのみならず、予算確保に向けた広報運動というのが一つあるのだと思いますが、前回は発射から25分たってアメリカに教えてもらって発表した事を踏まえて報道するべきだと思います。
テレビは森本防衛大臣の、飛んできたミサイルを破壊する、というコメントをただ流していますけど、踏まえていうべき事があるのではないでしょうか。

実際またわかったのは事後であって、公共の電波を使ってから騒ぎを繰り広げただけといえるでしょう。

理屈としても色々問題はありますけど、一番気になるのは、全体から醸し出される、おもちゃを弄繰り回している感で、非常に危ういものを感じさせます。

そして、紆余曲折があって本日まで大量の報道が続いているのですが、事故後初めての選挙であって、それらの争点より重要な報道であるはずはないのです。

素粒子は例によって蚊帳の外からたたいていますが、本来ならこのように意味があるとも知れないミサイル報道(利権的には意味がある)を繰り返すメディアにいうべきことだと思います。

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