今回のスキャンダルで、ネットで色々みて感じたのは、ファンのエンターテインメントに対して誠実さを求める水準の低さや、何かあった時に、自分をごまかして済ませてしまう退廃した状況です。
そういったことでピントが外れた発言が多いのも気になることで、今回の件でも、やはり嘘をついていた、というのが一番の核心で、そこを外した議論を良くみかけます。
大人の世界だから色々あるのだろう、というような事をいうような人もいますが、これは内側にいる人がいう言葉であって、ファンはあくまでエンターテインメントに誠実さを求める権利があり、義務があるといっても良いと思います。
そもそもこんなスキャンダルだらけのグループが売れてしまうのはファンが堕落しきっているからだといいたい。
原発事故をはじめとして社会でこういう不誠実な事をしても、した側をもそれを見守る国民の側でもなぁなぁに済ませてしまう構造がこういったところにも表れていると思うのです。
エンターテインメントとは別、と思う人もいるかも知れませんが、はっきり関連のあることだと思います。
ラジオでAKBの曲は保守的だという話も出たみたいですけど、やはり新自由主義だと経済効率一辺倒になるから冒険ができない。なのでカノン進行を多用したりありきたりの曲になるわけですが、これは見事にイノベーションが起きない日本の経済界のあり方と軌を一にしていると思います。
口パクも含めて音楽の部分を棄てているようなもので、営業的に観ても非常にもったいないと思うんですよね。
また、取り上げるのも億劫ですけど、秋元(康)さんが恋愛禁止はネタだといっているというのは、食品を売っていて、有機農作物だったというのはネタでした、といっているようなものです。ネタというより集金のための嘘であったと率直に振り返るべきでしょう。ファンも堂々ともっと怒るべきだと思います。
これは推測なんですけど、「川の流れのように」という歌があるじゃないですか。
この曲の歌詞は非常に日本的だと思われていますけど、私からみて余り日本っぽくない。昔の曲とか聞いてみると分かるんですけど、本当に日本っぽいのは現代人では良く分からない仏教用語とかが入っていたりするんですよね。
単刀直入に言って、この歌詞はビートルズの「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」の翻案だと思います。
そうだとすれば、美空ひばりはそもそもジャズにも真髄がありますし、演歌も大陸由来の説が有力です。外来のものをまとめてライフワークとしてきた美空ひばりらしい最後のヒット曲だとも言えます。
ただきっと秋元(康)さんは、なんだ、人の物をぱくっただけでこんなに高い評価がもらえるのか、おもしろいな、と思ってしまったんじゃないかと思うんです。そしてそこから彼の贋物人生が始まったのではないかと思うのです。
秋元さん自身も、「川の流れのように」の呪縛から、自らを解き放ってあげるべき時期に来ているのではないでしょうか。(推測)
みぃちゃんも柏木さんも知っている事をすべて喋った方が良いと思います。死ぬことはありませんから、どうぞどうぞ。
AKBに残るのは逃げだと思う、発言も話題になっていますけど、説明もしないで、撤退を美化するようなこういった発言はどうかと思います。
決してばれたばれないかの差だとは思わないで欲しいです。嘘を付くと人間こんなものです。
大島さんはMステではたもりさんと話が合う感じで、トークに勢いがあってとてもよかったと思います!
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