東京国立博物館 平常展 ミュージアムシアター 三蔵法師の十一面観音 -インドから唐、そして法隆寺、興福寺、薬師寺へ- その1

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「岩手県議、受診した病院を「刑務所か」 ブログ“炎上”し謝罪」(http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130617/crm13061712080003-n1.htm)は公人であることを忘れたのではなくて公人であることを前面に出しすぎたのだ、と「スッキリ」でキャンベルさんがいっていましたが、その通りでしょう。自分が予算を分配したという気持ちがあるのでしょう。
また日本語を勉強するべきだとも言っていましたけど、これもその通りでしょう。

危惧するのは家庭内でもこの調子なのではないかということで、何かあったら奥さんはこれを機に訴え出た方が良いと思います。

と、書いていたら、自殺されてしまいましたが、あまりにも怒りっぽいので、男性の更年期か、それに伴う鬱などがあったのではないかとも思います。何かもっと突っ込んだ取材が欲しい事件ですよね。

6月18日のテレ朝の昼の12時半の「ワイドスクランブル」ではフィンランドの男女平等についてやっていて「国会議員の割合は5倍近く」とアナウンサーが読み上げたのですが、グラブを観ると5倍以上です。さらに川村晃司コメンテーターがフォローして、その代わり日本は少ないので大臣になる確率は高い、といっていましたけど、フォローになるほどのことではありません。

全体的に感じるのは国の取り組みを非難しないようにしようというテレビ局側の「こころづかい」で、報道番組としてあってはならない態度です。

「自殺者15年ぶりに3万人下回る うつ病、多重債務対策など奏功」(http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/suicide/)のニュースを6月18日の午後6時半頃のテレ朝のニュースでやっていて、若者の自殺数の深刻な数値に触れて大谷コメンテーターが、けつまずいても立ち上がらなければいけないことを教えてやら無くてはいけない、と言っていましたけど、報道人であればまず触れるべきは世代間格差や生活環境であって、これは意味のない精神論といえるでしょう。そこら辺の居酒屋の会話より圧倒的に程度が低いと思います。

政府に向かって若者の生活環境の改善を訴えるべきです。そもそも何故この世代間格差が生まれているかというと、バブルでの浪費や消えた年金、原発のツケetcが原因であって、そういったものを薄々感じながらの居直りのようにも感じるのです。

クローズアップ現代では人工光合成を取り上げていましたけど、いつか地球上で2酸化炭素を奪い合うような時代がやってくるんですかね(いくらでもバランスが取れる?)。

伝統的に日本はこの分野で強いらしく、かつて先進的であった太陽光発電を思い起こさせますが、こちらも同じくビジネスになると踏んだアメリカなどが大規模な投資をしているらしく、下手をすると二の舞になるでしょう。

根岸教授が音頭をとって今は官民の力をあわせて研究しているみたいですが、山中教授が詳説してくれるiPSのアメリカの研究環境に近いものを構築しているようで、やはり世界をみてきた人の長所が、優れたリーダーシップのもとに発揮されているのだなと思います。

「知恵泉」では岩瀬忠震(変換できない)を取り上げていましたけど、この人はこれから20年で知名度が百倍以上になるのではないかと思います。物凄く重要なんですけど、明治政府の歴史観の中で埋もれてしまっていたんですよね。

いざというときは開戦するというカードをちらつかせながら譲歩を勝ち取っていて、当時の国内の攘夷運動というのが、かなりの程度国を守る役目を果したというのが交渉過程からも見えてきますよね。勝海舟もそうですけど、硬軟取り合わせてバランスを取れる人でないと、外交はできず、岩瀬はそういったことが得意だったのでしょう。

絵画も上手く、町の女性の髪形を写していたり、情報を集める力や観察眼が卓越しています。ユーモアがあったらしく、開港交渉前の下調べはすべて現地を踏んでいて周到です。交渉にも大事な戦略と誠実さを併せ持っており、日本は優れた人材を育てたいのなら、こういったところをモデルにするべきだと思います。

ゲストは元水産庁の小松正之氏で捕鯨問題などでアメリカなどと交渉したそうですが、NHKが日本の捕鯨についてこのように何の批判も無しに、奇麗事として報道して良いのでしょうか。

捕鯨は天下りの温床になっているといわれており、わざわざオーストラリアのほうまで取りに行って国際的に叩かれるのはそういった人達の「人件費」を出すためであるといわれています。

これはテレビが余り報道しないので、広く知られていません。大手メディアは、NHKは、報道機関としての責務を放棄しているのではないでしょうか。

もちろん文化的な意味での捕鯨は別の話ですが、国際社会で、国内で説得力を持って捕鯨を継続するには、まず天下りを禁止してから、というのが筋ではないでしょうか。

6月18日のニュース9では大越キャスターが世界最高の安全基準を目指しているという政府の主張を読み上げ、次は都議選のニュースに。町の声を拾うという形で、アベノミクスや災害対策が挙げられていましたが、原発については無し。東京都は東電の大株主であって、本来はアベノミクスよりずっと重要な論点です。

震災直後の都知事選で各候補の原発に対する姿勢が注目されたのは記憶に新しく、何も収束しておらず、棄民状態の方々が溢れている状況であって、当時と重要性は何も変わっていないのです。

6月23日の午後5時頃のテレ東のスポットニュースでも、今回の東京都議選は目立った争点はなく~といっていましたが、本来ならエネルギーは争点ですし、たとえば保育所の問題なども本来争点になるべきなのですが、どこも取り上げません。

それにしても民主党末期の菅・野田政権は実に謎でした。何故あれだけ嘘をついたのか、政権を失ってもまったく説明が無い。

野田政権の末期でも大飯を再稼動しないで、順次廃炉にするときちんと打ち出せばそれだけで隨分違ったはずなのに。嘘をついてまで国民の支持を失う方向に突き進んだ理由は、やはり力量不足の一点であるということでしょうか。

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