選挙結果は脱原発などを目指す人にとってはうまくいったとは言えない結果になりましたが、今はこれくらいということでしょう。
山本太郎さんの円形脱毛症がクローズアップされた一日でしたが、良くしようという気持ちは大切ですが、あんまり情熱をぶつけすぎて灰になってもいけないでしょう。
羽生棋聖がよくいう、淡々と粘る、というような気持ちで、日々の中でそういった方向に少しでも近づけていけたらなと思っています。
BSのTBSでは参院選が終わった途端「語られなかった原発」と題してやっていましたけど「語らなかった原発」の間違いでしょう。ねじれ、ねじれ、ばかり言っていたのを私はちゃんと記録しています。
他局も含めてメディアの相互の監視、自浄作用が全く働いていないのが無残だと思います。
speediの時もニュース23で随分経ってから、なぜ公開しなかったのか、といかにも仕事をしているように、政府を問い詰めているかのような報道をしましたが、あれほど血液が逆流するかのように怒りを感じた報道は多くありません。
個人でもドイツの放射能拡散予測をたくさん見ていたような状況でTBS局内でも誰も気が付いていなかったというのは考えにくく、ありえないといえます。少なくともその部分について検証が必要なのではないか。
TBSは同じことばかりをやっています。
八百長に自作自演で
報道の
TBSは夢のまた夢
選挙特番では池上さんがワタミがブラック企業と呼ばれていることについて言及して話題になっていますが、この話をしっかり出さないほかの特番がむしろおかしいのだといえましょう。
視聴率も一番よかったそうですけど、比較的自由なテレビ東京の立場が生きた格好で、こういうのが健全なメディアの競争というのでしょう。
受かってしまったみたいですけど、話題にもしなかった大手メディアの責任は極めて大きいです。
武見敬三は医師会の代弁者で腐敗した自民党の典型のようだった武見太郎の息子のようですけど、山下俊一教授と親しいんですね。
丸川さんが受かりましたけど、前回はあれだけスキャンダルがあってもうかりましたからね。強いのか、何か支持基盤でも受け継いでいるんですかね?
新聞で脱原発は沈静化したようでもあるが深度が増した、と語っていた人がいましたが、その通りだと思います。官邸前の原発デモは政治的にみて失敗したのではないかという人もいますが、この点ではかなり成功したと思います。
メディアの取り上げ方に引っかかってという言い方もできますが、異端視されることが多かった山本太郎さんですが、それが異端にならないくらいの原発理解に社会が達しつつあるのを感じます。
しかし一向に再エネを押さないのは、依怙地なのか、どう考えているんでしょうね?だからオルタナティヴや展望に力強さが欠けるんですよね。日本で脱原発を主導する一番の有名人がそのような考えであることに、社会状況からくる限界(あまり一人一人の状態が良くない)を感じることもありますね。
社会全体が原発事故以前の伝統的な脱原発運動から抜け出し切れていないことが表れているのでしょうか。これではコインの表裏から抜け出せない、ということになってしまいかねません。
「山本太郎氏にTV局がインタビュー申し込まない裏事情」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130720-00000018-tospoweb-ent)といった感じで、メディアからは極めて警戒されている模様。
と言いつつ翌日の「ワイドスクランブル!」にでていましたね。
横のコメンテーターは山本さんについて「シングルイシュー」といっていましたけど、それはまるで違うでしょう。勉強が足りなさすぎます。
山本太郎さんがメディアと広告費について触れたときに、アナウンサーの人が、この番組は隠蔽はしていないですよね。といっていましたけど、本当に正気でそう思っているのですかね?総本山に近いのではないでしょうか。
しかし、神主は山本さんをあんまり好きじゃないみたいですね。神主のブログの最初のほうを観ていくと、長野と東京で田中康夫に対する観方に温度差がある、と書かれていますけど、田中康夫本人が言うには、脱ダム宣言で電力利権に触れてしまい、長野で徹底的にメディアを通じたネガティヴキャンペーンをやられてしまったというんですよね。
それが「温度差」の正体であって、この神主のブログはそのメディアが作り上げた空気をそのまま受けてしまったものだといえるでしょう。
神主は良くも悪くも常識的で、それが多くの人が東方に安心して浸れる理由になっているのですが、常識が真実かというとそうではないことは非常に多いのです。
原発が事故を起こした時も、観測を誤りましたよね?
原発にもはや経済的にも安全性からもCO2削減から言っても、何の利益もありません。使用済み核燃料の行き場は無く、ウランも時期に枯渇するといわれています。
こういったことから逆に言うと、神主あたりが原発の無能性を感じ始めると、日本も本格的に動く時期に入ってくるのかな、と感じます。
モーニングバードでは「脱原発山本太郎氏 アントニオ猪木氏」と続けて書かれていましたけど、真ん中に線を引かないと誤解を招きます。
やはり朝はあまちゃんですね。ああいう風に声だけ違う人がやる、っていうことは業界であったからこのように描かれているんでしょうね?
7月22日のニュース9の締めでは、大越キャスターは、国民は経済に期待して自民党を選んだ、と言っていましたけど、脱原発をして発送電分離をしなければ経済成長はできない、という視点を原子力ムラであるが故に伝えなかったことが、このような選択で経済優先である、という間違った情報をもとに社会が動いてしまう原因になっているといえます。
「TPP交渉団 マレーシアへ出発」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130722/k10013200921000.html)でtpp交渉について出発するときに、厳しい、といったそうですけど、選挙前に言うべきです。
田原総一朗のコメントについて大竹まことさんは「自分は外側の安全な場所にいるから」「外側にいる」とコメント。その通りで、しっかり言ったと思います。近くで仕事をしていると、こういったことは言わずに通り過ぎてしまうものですが、よく言ったと思います。
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