サントリー美術館 生誕250周年谷文晁 第8展示期間 その8

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9月2日の大竹まことさんのラジオでは森永卓郎さんが福島の避難について取り上げていて、避難基準を1MSVにしないのは、それだと県外にまで避難区域が広がり、お金がかかるから、だろうとのこと。それしかないよね、と阿川さんと大竹さん。

しかし1MSVで一人百万円として、2000億円があれば避難は達成できるのだそう。出せない金額ではない、とのこと。

国が節約節約、といいますが私も、けちっているだけで出せない金額ではないと考えています。語の厳密な意味で「拝金主義」なのだと思います。

次に責任について触れ、安い電気料金を使ってきた国民にもある、とし、高い電気料金でその責任のつけを払っているのだ、というコメント。

原発は安いという国の宣伝をまだ受け継いでいるところが、遅れているのか過去の自分の発言との整合性を取るためなのかわかりませんが、依怙地で脳みそが腐っていると思います。

国民は騙されて高い負担をしてきた上に、さらに電気料金を値上げされているのです。

最近話題の浜矩子さんですとかも、事故直後までの発言をみると、原発は安いという認識のよう。最近はどうなのでしょう。この人はその部分には積極的に触れない人ですよね。

さらに政府に責任があるとして、国家公務員の給料を下げろ、と言い出しましたが、またいつもの人気取りが始まったかという雰囲気。(しかしこれで本当に人気が出るんですかね?)

たしかに原発推進に直接かかわったような官僚・政治家は私財をすべてなげうってでも終息作業に責任を果たすべきだと思いますが、若い公務員の待遇は聞いている限りあまり良くなく、そこはむしろ手厚くしてよいところだと思います。

ギリシャ化も指摘されていますが、だからと言って公務員給与を下げればよいという単純な問題ではありません。民間の底上げが大切です。

この発言は雑で、大衆を舐め腐った人気取りのような、邪悪な意識が見え隠れします。馬鹿にした人間が馬鹿を見るような世の中でなければなりません。

次には予算の捻出について語り、霞が関ビルを売れ、首相官邸とか絶好の場所で高く売れる、とのこと。(庶民に受けると思っている)絶対やれないことを無責任に言うのがこの人の特徴なんですよね。

よしんば売ったとして、アホノミクスなど、もっと優先的に訴えるべきやめるべき無駄はあります。
ああ、この人はアホノミクスの旗振り役でしたっけ。

国民は浜岡原発を再稼働させろ、というような、森永さんのようなおかしなセンスを持った評論家に誤誘導されていたのです。そのことによって被害を受けたのです。ご自身がまず、私財を投げ出して、今までの発言を反省するべきではないでしょうか。

本来は必要な福島の話なのですが、何かおかしな人気取りに使われているようで、聴いていて途中で気持ち悪くなってきました。

最後に森永さんが言っていた、放っておいているのは低線量被曝の研究なのではないか、という説は、かなり急進的な反原発派の人でもあまりいいませんが、やはり、福島県放射線健康リスク管理のアドバイザーに山下俊一教授を配置している以上、そのようなことはあるのだと思います。

森永卓郎さんも除染はできると思っていた、そうで、当初から怪しいとか言われていましたが、やはり政府の除染と流れが截然と岐れているとしても、児玉教授に印象付けられた人は多かったのでは、、、、。それもまた原子力ムラの出先機関としてのメディアの意図するところだったということでしょうか。

直後に吉田照美さんのラジオで、原発推進に関わった人に石棺作業をさせるというのなら、徴兵制も良いだろう、という北海道大学教授の皮肉を含んだ意見を紹介。こちらは必ずやるべきだと思います。勝俣会長以下、作業に直接かかわるべきなのは当然と言えます。

未来世紀ジパングの「五輪のライバル"トルコに異変"暴動の裏側に潜む「革命ビジネス」とは!?」では文字通り革命ビジネスをやっていましたけど、2000年にセルビアのミロシェビッチ元大統領を倒した運動の元リーダーであるスルジャ・ポポビッチ氏が、当時の経験をもとにノウハウを作成していろいろなところに売っているのだとのこと。
エジプトの革命からは微妙に手慣れた雰囲気も漂っていましたが、このことで説明できるのでしょう。

番組中は出てきませんけど、比較対象としてまず浮かぶのはチェ・ゲバラです。

革命家というのは革命が成立すると内政を司る政治家になるわけですが、この2つは職業的に方向性が180度違うとも言ってよく、本来の職業(革命家)を続けたいと思う人がいるのは自然なことでしょう。

ゲバラは単身、他国で革命を行おうとしましたが、ポポビッチは自分は動かずにノウハウを売るという方向に行った模様。この方が伝播力は高いでしょうね。境遇の違いが方向性の違いになったのでしょうか。

まとめは「トルコが世界の中心になる」で、欧州へのパイプラインが集中していることなどを挙げて説明。

かつての中世のイスラーム諸国の繁栄も、やはり地政学的な条件が多きかったのだと思う。大航海時代からいくらか過ぎて、欧州の人びとがイスラム諸国を経由しなくても東方と交易ができるようになった時から、今につながる中東諸国の衰退は始まったといってよいでしょう。

そしてまた現在、地政学的な優位性を生かして、再び復活しようとしているということでしょうか。

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