TBSの報道特集は一本目は拉致問題。
海は全くのがら空き状態であることがわかり、政府は全く仕事をしていません。
当時の日本の警察が情報を生かさず、事なかれ主義などの中で、被害者を増やしてしまった。拉致は国内問題である、というお話。
国内で、反原発であるとか、市民運動、共産党といったところを過敏に弾圧するだけで、国民を守る意識はほとんどありません。
夜警国家の感覚ですが、夜警国家の役割もはたしていない、といえます。
二つ目は水俣病。研究をして調べると患者が増えて、チッソや国の賠償金が増えてしまうので、隠蔽し、研究員には研究するなという指令が出ていたとのこと。
赤木法という画期的な水銀測定法が開発されたのだが、日本では批判され無視され、海外で評価の高い方法として広まっているとのこと。
その時に批判したり無視した人間は、全員洗い出して、張り出して、ペナルティを与えるべきだと思います。
同日の朝日新聞夕刊の一面では「今も風評被害はあっとです。」という水俣の漁師の人の声を拾って「風評被害」を訴えていました。この番組中でコンクリートの中に閉じ込めた水銀が漏れないか心配していましたが、福島も同じく、こちらも実害です。メディアは政府は隠蔽したり、節約のための意図的な過小評価をするのではなく、補償をしっかりとするべきであると訴えねばならないのです。
後半は中国由来の水銀の話でしたが、すべてに共通するのは、国民の、人の命の不在でしょう。
それは戦前の警察や、国家の体質が残っているからであり、それが残っているのはしっかり戦争の総括をしなかったことに由来します。
特集はすべて、原発問題と直接の関連でとらえられるものですが、そのなかで、必ずこういったことを、完璧に改善しなければなりません。
第68回国民体育大会では女子の200mで盛岡第一の人が勝ちましたね!最後に伸びがあったのが良いですよね。
吉田照美さんと伊東四朗さんのラジオではニュースで消費税について解説。それでも海外よりは少ないんでしょ?という伊東さんの問いに対して、石油などの税金を含めると、今の時点でも諸外国より多く取られている、国際企業は輸出の際の還付で優遇されている、というお話。
本当に日本は海外で無料であったりする公共のサービスで薄く広く取られていて、おかしいと思います。総括原価方式をはじめ、それがよからぬところに使われているということが非常に多く、消費税もまたそうだといえます。
こういった話をしている間、伊東さんはずっと沈黙。
以前に、九条の改正の話が出たときに伊東さんは、日本人が日本を守らないでどうするんだ!!と叫んだことがありましたけど、改正をすると逆に危ないのです。刀を抜くと、危ない奴だと周りに警戒されて、もしかしたら攻撃を受けるかもしれない。刀を持ってほかの国にどこかの国を攻撃しろと言われるかもしれない。
原発問題やこういった消費税の問題で沈黙する伊東さんに、日本人が日本を守らないでどうするんだ!!と言いたいです。
正直これから何十年も最前線にいるというわけではないでしょう。次代のために正しいことをしても良いはず。これ以上儲ける気なんですかね?
ただ、おそらく伊東さんがタフマンのCMをもってきているからやっている番組である、というのはあるのでしょう。
永さんも最近はラジオでは何も言わないんですよね。原発の問題とか周りにすべて言わせて、この日のラジオでは最後に「僕は黙ってましたよ!僕は黙ってましたよ!」といっていましたが、何かスポンサーとの関係で、永さんが言わなければよい、という感じになっているのでしょう。
「自分の冠番組持っていると大変なんですよ」とぼやくことしきり。
伊東さんとスポンサーの関係もこれと同じようなものがあるのだと思います。
かつて愛川欽也さんはズバズバ言うタイプで、ラジオを長くやっていましたが、スポンサーに降りられちゃって、番組をやめざるを得なくなったんですよね。局からは、スポンサーを連れてきたら続けていいですよ、といわれたとのこと。
不況で言いたいことが言えなくなってきたというのはあるのでしょう。
久米さんのラジオの冒頭は汚染水問題について、。
「タンクを建てるときは水平の土台を建てるというのは基本なんです。」
「タンクっていうのは垂直に建てるだろ」
「どの報道もそのことについて触れていないのが不満だ」
「なんで斜めに建てたかって、書いた新聞がないの」とのこと。
なぜこのような小学生以下の失態が起きたのか、追及して、理由を明らかにし、責任の所在を明らかにしなければなりません。
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