太田記念美術館 「笑う浮世絵-戯画と国芳一門」前期 その12

#その他芸術、アート

昨日の報ステでは減反廃止を自民党の石破幹事長などが前々から構想していたことだという文脈で報道していましたが「減反廃止「満足している」…米通商代表部が評価」(http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20131107-OYT1T00328.htm
ということで、TPPによるアメリカの圧力を本筋とすべきであったでしょう。TPPについても、競争に備えるといったきれいごとで、アメリカの圧力という観点からは報じていなかったのではないでしょうか。

報ステの特集も、自民党の言い分そのままに、減反だけが農業生産力が高まらない弊害であるかのように報じていて、全体的なバランスに欠けていたのではないか。

水耕栽培が農地判定を受けない問題であったり、農地を太陽光に使いやすくする問題、米粉を自由に作れない問題、良い米を作っても流通に乗せられない問題、農水省の農家の海外展開に対する支援が無きに等しく稚拙である事、などを解決して、さらに八郎潟や諫早湾などの無駄干拓を反省して、道路に使われていた農業予算を農家に渡るようにし、農協への天下りを廃止し、農協は財テクではなく農業に専念をするようにする、などということをやって、業界を筋肉質にしてから、しかる後に補償とバランスをとって、減反政策の廃止へ向かうべきではないでしょうか。

とくにアメリカの圧力で、かの国の利益のために変えるなどということは、決して許せるいことではありません。

モーニングバードでは高木美保さんが、農業問題についてはエキスパート級に詳しく、小規模農家を悪者扱いする風潮に異議を唱えていたのが、見識があったと思います。小規模ならではの高品質作物が日本の生きる道でしょう。少なくともアメリカ型の大規模農業では、日本の農業の未来は開けません。

玉川さんは、例えば焼き物は昔は家族でやっていたが今は会社でやっている、農家も会社に移行することが大切だ、といっていましたが、酒井田柿右衛門さんのところや曜変天目の長江惣吉さんの所など、家でやっているところはあります。全体の食器生産からすると僅かかもしれませんが、それでもそういうやり方が日本が生き残っていくために結構大切なのではないでしょうか。

たとえば焼き物でも、中国では分業制の会社っぽい組織で徹底的に分担しているのに、日本では乾山がどうとか光悦がどうとか、作家性が非常に強いのが特徴なんですよね。この作家性のようなものを農業分野でもうまく発揮できると、日本らしい強い農業が出来上がるのではないでしょうか。

特定秘密保護法案の審議入りは、報ステではやっていましたけど、他の情報番組では取り上げられているのをみず、唖然とします。ほかの些末なニュースより重要性が低いと考えているとしたら、信じがたい認識と言えます。

とべさるのアーサーさんは、廃炉費用を電気料金に上乗せするのを国会も通さずに省令で行ったという話で、これはそもそも総研で観ただけで、めちゃくちゃ重要なのに、テレビでやっているのを観たことがありません。
悪の走狗であり、人類の敵であるといえましょう。

そもそも総研では、歳入庁の創設や、社会保障と税の一体化を特集。消費税を目的税化して年金に遣えば未納問題は解決姿勢だ間格差も解消するというお話。逆進性など解決すべき問題もありますが。

歳入庁化を嫌がるのは、自分たちの縄張りが冒されるから。目的税を嫌がるのは財務省が自分たちの裁量がなくなるのを嫌がっているから、というとんでもない話で、その筋の人もびっくりです。

びっくりサーチでは、文化財の盗難をやっていましたけど、わたしはお寺は自分たちでやらずに、国立博物館に預けて、自分たちはレプリカをもらえばよいと思うんですよね。また、国の方でもお寺が重要文化財を預けてきたら、自動的にレプリカを送るといったような仕組みをしっかり整える必要があると思います。美術学生の研鑽にもつながることで一石二鳥と言えます。

「「はなまるマーケット」来年3月で終了 「あさイチ」に食われた」(http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/11/06/kiji/K20131106006955850.html
はあさイチでCMが入らずに朝ドラの話でつないでいくやり方が、ずるいよねという声が他局では上がっているとか。
最近の朝ドラのヒットの余波と言えましょう。

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