朝日新聞朝刊2013~4年 冬~春 その3

#その他文化活動

「(耕論)NHK経営委員の資質 竹中平蔵さん、松田浩さん」(http://www.asahi.com/articles/DA3S10996986.html)は竹中平蔵の「スピリッツ・オブ・ジャーナリズム」という意味のないカタカナ語が胡散臭さを出しています。

前に玉川さんのインタヴューを受けたときもこういった意味のないカタカナ語を使っていましたけど、「ベースロード電源」と表記するような人たちと精神的に共通するところがあるのでしょう。

前にこういった表記の歴史についてちょっと書いたんですけど、まだアップできていませんね。

「NHKとは何か 武田徹さんが選ぶ本」(http://book.asahi.com/reviews/column/2014021600001.html)は良くあるBBCモデル論にくぎを刺したもの。変に理想的に見ないでよいところだけ吸収出来たらよいですよね。

「(耕論)今こそ政治を話そう 野党の生きる道 内山晃さん、本郷和人さん、鈴木みのるさん」(http://www.asahi.com/articles/DA3S10943700.html)では本郷和人さんが、「国民から見てわかりやすい争点の設定が全くできていない。」と指摘。一時期はわかりやすいだけでポピュリズムの元凶とみなされ批判されたりしましたが、ここでは逆のことが主張されているといえるでしょう。

短い端的ないい方で本質を突くことは可能です。そのわかりやすいい方が本質を突いているか、メディアがその内容を適切な質・量で伝えているか、ということこそ問われるべきなのです。そしてそのようなことが行われる仕組みを作らねばなりません。

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