「警戒高まる日本の火山~インドネシアの事例に学ぶ」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=41180)は避難を成功させたインドネシアと比べて、日本は観測所から人が撤退してモニター観測ばかりになっているのと、省庁の縦割りが火山学会の力を削いでいるとの指摘。
人がいないのはいわゆる「合理化」なんでしょうが、削るべきではない所を削っています。本当におかしな予算です。
予算の配分が地域主導ではなくて中央に集中している弊害も多きいのだと思います。
こういう所に予算を付けて雇用を増やすべきですが、政府は天下り先や自分たちの票になるところにしか配りません。
そして、縦割りで気象庁の観測と学者の管轄が違うのは火山国では日本だけであるとのこと。
他国は何で縦割りじゃないんだとも思いますけど、逆に縦割りである日本が異常なのでしょう。
縦割りであることによって観測精度が低くなるわけでそれによって犠牲になる人がいます。
それでも利益を手放さない官僚がいるわけで、普通の人間の感覚ではそれはあり得ないことです。大学など天下り先なのだとおもいますけど、拝金主義の極み。
まさに後進国と言えます。
VTR中ではこういったことが改善されれば御嶽山の噴火で犠牲者が出ることはなかった、という専門家の話が。
予知は無理だといって「噴火が怖ければ山に登るな!」といった学者が話題になりましたが、責任転嫁の逆切れで、想定外に逃げ込んだものであったことが明らかになったといえるでしょう。
原子力ムラも中身のなさから「張りぼて」と呼ばれてきましたが、それは日本全体の現象で、中身がスカスカになり過ぎているといえます。
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