は行方挑戦者の第一局の6八飛に続いて3四金が筋悪の大きな構想。
形勢は良かったんですけど、時間が足りなくてまとめきれなかった感じでしょう。
しかしやっぱり見ている方としては面白い将棋で、それは行方八段が気持ちが強いタイプで、こういう手を指したいというのがある。そこで、面白い手が勝手に出てくる感じなのでしょう。
師匠の大山十五世を思わせる闘志です。
中盤の攻防は素晴らしく、行方八段の見切りは流石ですが、羽生名人の終盤力に屈するいつものパターンになってしまったともいえるでしょう。
途中はかなり良さそうだったので、投了時の声は漫画のように無念さがにじみ出ています。
いやぁ、かなり惜しかったんですけどね。。。。
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