“避難指示”2017年3月までに解除へ

#その他文化活動

12日の報ステの「“避難指示”2017年3月までに解除へ」(http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=42487)では

駒崎弘樹氏は、福島だけではなく、日本のことなので自分のことだと思って興味を持つべきだ、と提言。

「避難解除 17年春までに 生活・健康…不安消えぬまま」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015061202000266.html)で一緒に書いてあるように賠償打ち切りと対のニュースです。

専門外なのかもしれませんが、この賠償打ち切りに対して一般論だけというのは、自分のこととして興味を持っている人の言葉としていかにも中身が足りません。

東電を破綻処理しなかったがための、拝金主義なのです。

さかのぼって最初からみてみると、この駒崎弘樹氏は「行政や政治家を敵対視しない、上手いやり方を作ってそれを提示した方がどんなに効果的か」といっているとのことで、その部分に(政府の横でごまかしていきたい)古舘さんは惹かれたみたいです。

多くの人は最初に提案をする訳ですが、利権や癒着更には無責任など諸々のしがらみの中で、提案が通るどころか逆の方向に行くことが多すぎるので皆、リスクを取って行政や政治家を攻めたてざるを得ないわけです。

そういう経過は常識なわけでリスクを取らないことを新しいコンセプトのように上のようなことを言う姿勢を疑います。

そういうことを言う人は行政と戦わないことによる「功利主義」に立った人がほとんどである印象ですが、それで破局に突き進んだのは戦前の反省です。

こういう「コンセプト」の人が出てきたり、テレビ局がそういう人を積極的に呼ぼうとしていることは、戦前の忘却とも深い関係があるでしょう。

古舘さんは新垣さんとの対談の感想でまとめましたが、なんでこんなに感情がこもらずに読めるのか不思議なくらいです。

「AKB総選挙2位・柏木由紀とジャニーズメンバーの「浴衣抱擁写真」」(http://shukan.bunshun.jp/articles/-/5165)は相変わらずテレビで報じられず。「圧力」で新聞のネット記事などもどんどん削除されているみたいですが、そのことが記事になる気配すらありません。

14日の「報ステサンデー」は数々の疑惑がある中で、総選挙の中国での熱狂を伝えるよいしょコーナーを放送。

ちょうどパソナや統一教会繋がりなどをやらずに、アベノミクスを礼讃しているのと同じ構図です。

汚い金に浸りつつ、TBSは厚顔無恥にものうのうと「情熱大陸 渡辺麻友」を放送する予定です。

「報道の自由の危機」っていう単語は何なんでしょうね?いつものいいわけとして、視聴率を気にして偏向報道をしているのではなかったのか。視聴率完全度外視でこのことを報道しないことは、報道における大量の嘘の性質も同じようなものであると物語っています。

テレビの嘘がなかなかバレないのは観ている人が出演者の雰囲気に好印象を持っているから。

でも、あの、笑顔でニュースを伝えている人たちはみんな嘘つきなんですよ。こういう事件があると誰の目にもわかりやすいでしょう。

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