19日の久米さんのラジオでは、デモに行った人の中に投票に行かなかった人がどれくらいいるのか、自民党の綱領のトップに憲法改正が掲げられている、それを知っていて自民党に投票したのか、という問いかけ。
憲法改正と解釈改憲は違うだろうという声もあるでしょうし、自民党は(解釈)改憲を前面に押し出して選挙を戦わなかったしメディアも伝えなかったという問題点も指摘されていますが、ここではそれらを横に置いて、そもそもわかっていただろうという問いかけと言えます。
自民党は変わったという人も多いですけど、そもそもこういう党です。
政治学者の岡田憲治さんがいうには、アメリカではほとんど伝えられていないということ。日本国民が抗議の声を突きつけなければなりません。
19日の朝の大宅映子氏のラジオは安保法案に賛成だ、ということで喜びの声。
しかもさらっと言って、理由を言わないんですよね。たぶん恥ずかしくて言えないような理由なんでしょう。
その次には、でもメディアのやり方はおかしかった、とメディア批判。適当にラジオでメディアを批判すれば聴取者は感心してくれると思っているだろ?
大宅映子はテレビでは直接、安保法案に賛成していないと思う。賛成するなら賛成をぶつべきだ。
その場でゆらっゆらっと主張をのらりくらりと併せてテレビに出続ける、そしてその利権にあずかる、というのがこの人たちの思考回路です。
また「誰だって子や孫を戦場に送りたい人はいない」とのことですけど、自分の子や孫は送らなくて済むと思っている人はいますよね。経済的な理由で。誰とは言いませんが。
こういうのばかりがテレビに出てきます。
そして他の「知識人」はこのような人間を、このような人間を使うメディアを批判しません。
大宅壮一が草葉の陰で泣いている、とはよく言ったものです。
ある意味戦後の世襲の第一世代でもありますよね。
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