によると、日本軍は欧米人(白人)の捕虜はとても丁重に扱ったのだが、出入りの中国人などは少しでも粗相をするとすぐに首をはねてしまったのだそう。
太平洋戦争の途中からアジア開放の大義を掲げた日本軍は、人種差別主義者の集団です。
そしてこういった心性は、現代の日本人にとって無縁どころかさらに強まっているのではないか。考え方のつながりについて深く考えなければいけない事柄なのです。
たとえば、いわゆるネトウヨ・自民党系の人は、アメリカの奴隷になってもいいから中国を見下したい、という人たちだといえます。
実際そういう人たちの話を聞いていても、人種差別的な傾向が顕著なんですよね。彼らの政治的主張の背景にある本質は人種差別です。
ネトウヨ・自民党系じゃない人がそうではないという意味ではないので、あくまで顕在的な部分だけの問題を取り上げましたが、戦後に戦前の根本的な反省をしなかったつけがこのようにてきめんに表れています。
また、人種差別をしない人間性の育成は徳育によります。今でも人種差別をしてはいけないとは学校で教えているでしょうけど、この部分が無いので表面だけで効果を発揮しないのです。
東洋の理念による適切な徳育をやれば、社会の崩壊を食い止めることができるのです。
そして、こういった差別的な価値観の根底には、マックスウェーバー的世界観が深く根を張っていることを、強く指摘したいと思います。
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