は特殊法人の無駄不動産について。
こういうのはずっと改善されないものが沢山あるみたいですね。
片山杜秀さんが「(耕論)虚と実 片山杜秀さん、UKさん」(http://www.asahi.com/articles/DA3S11964364.html)で
民主党は、それで失敗しました。事業仕分けをすれば、財源がドンと出てきていろいろ改革できるはずだったのが、話が違った。
と新聞に書いていたように多くの人は、民主党は風呂敷を広げたものの仕分けをしても予算が出てこなかった、と簡単に総括しますけど、やるべきことを全くやっていないのです。
出てくる出てこない、は別として、組織を適切に枝斬りしてその機能を高める効果も期待できますが、そのような状態には全くなりませんでした。
逆に必要な所ばかり切ろうとしていた印象。恐らく民主党は官僚とべたべたなので、利権は温存したいのだけれども、やっている雰囲気を出すために象徴的な部分をやろうと思っていて科学予算のような聖域に手をつっこもうとしたのだと思う。
無駄な部分以外の不可欠な部分を切ろうとしたんだと思う。
そして政策についてはやろうといっていた、方向に行こうとする姿勢すら見せませんでした。
本来はこういったことを理想的に行うための小選挙区制から得られる権力なわけですが、嘘をついて逆を行い、すべて滅茶苦茶にしてしまいました。
今回最初に取り上げた厚労省の施設は売り払えば15億円ほどとのこと。
これだけじゃなくてたくさんありますけど、この数字をみると、「年金7兆9000億円、運用損で消えていた 証券アナリストが試算」(http://www.huffingtonpost.jp/2015/10/23/pension-huge-loss_n_8366208.html)の数字の大きさを痛感します。
また一時的に上がるかもしれませんが、出口のない株高政策が息切れした後は、下がるよりないのは火を見るより明らかです。
損をするのをだれもがわかっていた中で突っ込んだ年金です。政府の人間のポケットマネーで補填するのが当然なのです。
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