紹介状なしで大病院を受診すると最低5000円追加負担へ

#その他文化活動

http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=44584)は、無駄なところがたくさんあるのにここを削るのか!という古舘さんの怒りのコメントでしたけど、それももっともとして個別にして核心的な問題は、明確なお金による命の差別化であるということです。

貧乏な人は初診で街の病院に流れてお金のある人は大学病院に行くわけですが、最初から大学病院に行っていれば助かったのに・・・・という例はいくらでも聞きます。

街の病院で誤診された挙句たらいまわしにされて大病院で正しい診断が下された時にはもう手遅れということが今でさえいくらでもあります。そもそも検査の能力が段違いです。患者は自己診断ができないのです。

もちろんこのことによって所得による命の格差が生まれ拡大していくわけですけど、その実際的な弊害と共に、人の命に所得によって格差をつけていいんだよ、というメッセージを国が発することになることに強く注意が払われなくてはいけません。

このことによる社会の劣化を引き起こす作用はかなり大きいものがあるといえます。

ただなんでも無いのに来ているような人に他に行ってもらいたいのはわかるし、その問題を隠れ蓑に大事なところが削られてしまったのがこのニュースであるといえるでしょう。

問題はお茶する代わりなのか何となく屯しているおばあちゃんたちだと思うんですけど、そういう人をどこかに行かせたいのであれば、漢方の医院を増やしてそちらに行ってもらうという手があると僕は考えているんですよね。なんとなく話して西洋のお薬をもらって来るより漢方薬を貰った方がそういう病気なのかそうなのかよくわからない人たちにはプラスになることが多く自然に人も流れていくのではないかと予想しています。

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