漢字 とめ・はね、違いOK 文化審「手書き」向け指針案 印刷文字多様化に対応

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http://mainichi.jp/articles/20160222/dde/001/040/080000c)について24日のフジの「みんなのニュース」では美しい漢字を守ってほしいとの意見を多く放送。

しかしこういった表記の揺れは昔からあるんですよね。美術館に行って昔の巻物を読んでいると、習った漢字と違うなぁ、と思うことが多かったです。

それが今のように正しい一つの字があるかのように捉えられるようになったのは恐らく明治だと思う。中央集権の政府が必要としたのではないか。

北大路魯山人は有名な書の大家の弟子になったのだそうですが、やたら規範的で、自由にいろいろな書体を真似して書を覚えた魯山人はすぐに弟子をやめてしまったのだそうです。

ここら辺でやたら規範的な書道とデザイン的な書道が分離したのではないかと思います。

勝海舟も明治時代に書を習ったらその先生の師匠に習っていたころより細かく直されるようになった、と語っています。

つまり表記が揺れている方が本来であり、今回の指針案は江戸期(以前)帰りが本質であるといえる。

明治以来の捏造された伝統を昔からであるかのように捏造して奉る安倍政権の広報役であるフジテレビらしい報道だと思いました。

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