2月18日そもそも総研

#その他文化活動

は自給自足。

上手く回っている時は良さそうなんですけど、自給自足はちょっと病気とかになるとてきめんに弱いんですよ。
そういう意味ではこれだけで生きていけるというのは驕りにもなりかねないと思うんですけど、あんまり、俺は自給自足で完結しているんだぞ!と言った感じではなく、いい意味での弱気も持っている人たちなのかなと思いました。

私は仏教を研究いるので精神の面では「つながり」ということを重視するのですが、これで完結していると思っている人がいるとしたらそれはその視点から観て驕りだと思う。この人たちはそういう感じではないですね。

玉川さんが言ったり高木美保さんが言ったように、都会にいると人が本来使うべき能力を使えなくもやもやして殺人に走ったりする、というのはまさにその通りで、現代社会の大きな課題だと思います。

私も前に五感の話をしましたけど、そういったものの衰えが、例えば政治の世界のレヴェルの低さ。官僚のレヴェルの低さ、といった所とダイレクトにつながっていると私は考えています。

そういう意味では自給自足というのは、人間の何かしらの能力を保存する社会の運動の一環とみなすことができるのかなか、と感じました。

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