はこの日下がった株価について。最後に急に持ち直したらしく「最後誰か買ったんでしょうけど」とのこと。
下がったのは年度末の3月末まで持てばよい、と日銀が頑張ったのがはげ落ちたのが理由だとのこと。
実際この日から株価は続落。株価が下がる方に賭けられれば手堅く儲かる状況ですね。
一瞬だけ良く見せかけているわけですが「任期2年とか3年の社長さんは喜んでくれるわけだよ。」とのこと。
こういう目立つ数字だけ良ければいいという考え方とそういう政権を支持してしまう国民の状況は、この前のルール・法律だけ守っていればいい、というような社会の風潮と表裏一体だと思うんですよ。
学問の面から言うと、経歴優先で中身の吟味が無かったりであるとか、かつて必須のものとして求められた広い「教養」が没落しているとかですね。
なんでも表面主義というか、はりぼてというか、記号からしか情報を読み取れないというか(視覚主義)、そういう社会の価値観から是正していかないと対処療法になってしまう問題だと考えています。
消費増税を先送りすることで野党と対立点が無くなる。「選挙に勝って改憲をやりたいがためのタクティックなんですよ」とのこと。
安倍が改憲をやりたがっているのは確かですけど、こういうタクティックを作っている人たちがいるわけで、それはやはり官僚でしょう。アメリカの影がちらつきつつそういった人たちが安倍の改憲指向に乗っかっている形だと思われます。
民間では東芝は有望な部門をすべて売り払って「不正会計した財務部リストラゼロ。原子力部門リストラゼロ」とのこと。無責任体質が官民もろとも国を滅ぼしていきます。
私はシャープについてはこの前書きましたけど、あれもトップの免責という条件に飛びついたのだといえます。無責任体質です。
私が思うに、これは戦争を根本的に反省しなかったが故に繰り返されていることであり、処方箋は「東洋の理念」です。
クルーグマンのオフレコを暴露したツイッターについては「(安倍は)自己正当化だけを計ろうとしている」とのこと。
「財政出動「ドイツを説得」 首相発言をクルーグマン氏明かす 」(http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE31H09_R30C16A3PP8000/)は本当にテレビでは全く流れません。本当にひどい話であるにもかかわらずです。代りにくだらないニュースなどを流し続けるのです。
「メディアの問題は消費税を再延期すべきかどうかイエスかノーかなんです。こういう土俵設定自体が安倍を助けるんです。」という指摘。
消費増税の先送りの前に失敗を認めるのが先です。
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