(http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/238038)15日の森本毅郎さんのラジオによるとアメリカなどでは真っ先に原発の状況を伝えたとのこと。
日本では原発はほとんど扱われず川内原発に免震重要棟が建設されないことも問題視しません。
まさに拝金主義の極みと言えないか。
なぜ川内原発が再稼働し玄海原発・伊方原発が再稼働しようとしているのか、というと、九州周辺では最近大きな地震が来ておらず、体感的に地震に対する危機感が薄いことが挙げられるのだそうです。
東北から距離が遠いので全く自分の身のこととして感じていない、というのもあるでしょう。
東日本大震災がまるで他人事かのようなその感覚には非常に肚が立ちます。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」という格言がある一方、レオナルド・ダ・ ヴィンチは自らを「経験の弟子レオナルド・ダ・ヴィンチ」と言っていたとのこと。
これはどちらかが正しいというのではなくて、要するに、経験からも歴史からも適切な学び方があるということだと思う。
例えばこの場合は九州にかつて起った地震の歴史から学び、東北の人たちの経験を自らのものとして感じることが正しいのです。現状はその真逆です。
現代の日本人は、九州人は、経験からも歴史からも最悪の学び方しかできていないといえます。
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