7月3日サンデーモーニング

#その他文化活動

の「風をよむ」はEU離脱の国民投票から日本の都知事選について。

「十分な説明のないままと知事を辞任した舛添氏」とのことですけど百条委員会に反対したのは自民や公明であって、「自公が説明させなかった」とするのが正しいです。

この報道の権力擦り寄りの欺瞞は全局すべてそうでしたね。

VTR出演の心理学者の加藤諦三氏によると、候補者が主張している「動機をみないから裏切られた」と思うとのこと。

ただ安倍が自分の反対を全部「左翼」と罵倒するように、相手を貶せれば事実はどうでもいいといった低きに流れる動機主義による主張もみられる昨今です。

とはいえ、安倍の反知性主義から出ている言葉だと正確に動機を把握できればこういう発言の影響も受けないわけで、人の心を見据えて正確に動機を把握したいところですね。

しかし報道されないとはいえ自民党なんてナチスの手口に学ぶことを表明しているわけですし、一瞬将来のたくわえを食いつぶしてよければ、ナチスでもなんでも良いと思っている人が多いわけで、動機を気にするという発想すらないのかも。

加藤諦三氏に戻ると、利己的な動機の主張か否かを見分けるには「言葉以外の態度」を観て行くことが大切とのこと。「非言語的な目セージを見抜けなければいけない」とのこと。

心理学的な分野ですし、昔から人々が自分たちの感覚の中で直感してきたことでもありますよね。

政治家に失望したといっても実は「しかし我々が選んでいる」とのことで、私も本当に舛添要一に投票した人が多いことにはびっくりするくらいです。

スタジオでは幸田真音氏が、テレビの製作者に政策論争をさせないことを問いただしたら、テレビで政策論争をさせたら「チャンネル変えちゃうでしょ」といわれたとのこと。

政治の番組をやることは大手メディアの義務です。別にやっている番組はあるし、視聴率を気にしたとしても、時間帯や演出を考えればよいことだ。
視聴率は全く言い訳にならない。

視聴率を盾にした政治的なサボタージュが横行しているように思います。主張そのものでは無くこのようなことを言う動機をみなければなりません。

萱野稔人氏はEU官僚が批判されたことを踏まえて、官僚批判や財源を無視した議論で人気取りをする政治家が出てくることを憂慮。

国によって官僚の働きぶりは違うし、癒着や利権などからくる行動原理も全く違います。官僚批判の角度によると思うんですよ。

グリーンピアにしても何も責任を取っておらず、バブルと東電の破綻処理をさせなかった財務省、原発の経産省、その処理の環境省。この状況で何も批判せず、官僚批判を批判する人というのは何なんだろうと思います。

今回のEU離脱の投票については、反知性主義的な考えで投票をするととんでもないことになる、と安倍政権に投票する人を批判するもっともな論調がみられる一方で、6月27日の「ヒルナンデス」ではイギリスのEU離脱について、キャメロンにお灸を据えてやろうという気持ちが離脱に投票させた、参院選でお灸をすえてやろうと野党に投票するととんでもないことが起きる、と八代英輝弁護士が電波発言。

なんか自分勝手に解釈する人が多くて、いい加減な人が沢山いるなぁ、という印象。

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