最初の「愛の悲しみ」から自在に崩していて、今の楽譜通りに弾いている人より、ジャズ編曲とかにしている人のほうが、本来のクライスラーに近いかもしれません(笑)
影があって、陶酔的で、どこか壊れた機械の様な印象もあり、やっぱり1926年という、時代の雰囲気を感じさせますよね。
「愛の喜び」も楽しさに溢れながら、ワンテンポずらすような弾き方が、結構乱調気味で、人気とうるさ型の人の評価を同時に得ていた理由が、そこはかとなく感じられます。
「ウィーン舞踏会」はウィーン訛りが学べる作品(多分)
クライスラーが弾き始めると、そこがいきなり豪華客船のホールになったような、錯覚を覚えます。
(7年程前に書いた断片的な感想をそのままアップしました。
カザルスの「鳥の歌~ホワイトハウス・コンサート」のCD-Rの中身が「クライスラー・プレイズ・クライスラー」だったので「クライスラー・プレイズ・クライスラー」のCD-Rの中には何が入っているんだろう、とそこそこ苦労して探し出したところ、やっぱり入っていたのは「クライスラー・プレイズ・クライスラー」でした(^_^:))
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