1月10日大竹まこと ゴールデンラジオ! ゲスト深澤真紀(コラムニスト、淑徳大学人文学部客員教授)

#その他文化活動

は神社で憲法改正署名をやっていることについて。

日本会議系と神社本庁系の2系統があって、日本会議系は9条改正とかわかりやすいのに対して、神社本庁系はゆるふわの主張が不明の内容でよりたちが悪いということ。

宗教団体が政治的な主張を持つのは良いが「鎮守の森を守るなら原発反対じゃないの」とか思う、とのこと。

神社本庁は内務省所属の庁だったが戦後分離された。しかしなんか国の機関であるかのような雰囲気を残すために「庁」という言葉を残したのだろうとのこと。

日本会議の代表は嘘ばかりついている人間ですが、こういう人とは言えない人間がのさばるのは大手メディアがするべきまともな批判をしないからですよ。

分かりやすすぎる電波を全く批判しないというのは腐っている以上に腐っています。蠅がたかって隙間もありません。

そしていってしまえば、国家神道以降の神社はカルトです。合祀されたり寺と分離されたり国に保護されたりしている過程で跡形も無く変質しています。
同じところにずっとあるからといって同じものとは限らない。

わたしがここで提案したいのは、明治の「神仏分離令」を解毒するための「神仏集合令」を出すことです。神社のあるところには昔の通り寺を建て直し、神社を寺に所属させるべきだ。

そもそも神道は言い切ってしまえば思想性がゼロなので、人のためにどうこうとかそういうかっちりとした思想も無いんですよ。だから暴走している面があるわけで、寺を併設すればその欠点が再び補われます。

神道だけという属性が消えれば戦前・国家神道への回帰というマッチョな夢も消えます。そんなことをすると戦前に寺が弾圧されたようにマイナスも同じだけ抱え込むことになってしまいますからね。

そして同じく明治に出された極め付きの悪法「神社合祀令」には、地域の祠を大切にし、その根となる杜に対する意識を大切にすることで本来の合自然的な思想に立ち返ることが重要です。

それがいわゆる理想的な意味での「保守」というものではないだろうか。

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