(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170309/k10010904261000.html)のいじめまみれの森友学園の籠池泰典理事長は、教育勅語が教えられていたころはいじめが無かった、と発言しているみたいですが、日本で体罰が始まったのは日露戦争以後と「体罰の社会史」 (江森一郎 (著))にあるので、いじめもそれに準ずるのではないかと思う。
近世以前のことを書いた本を読んでいても、大奥での権力争いなどは出てきますけど、教育の場でのいじめのシーンというのはなかなか出てこないと思う。
体罰といじめは社会の心性として似通っており表裏一体なので推測はできますが、「いじめの社会史」も誰か書いてもらいたいものです。私がその研究書を知らないだけかもしれませんが。
戦前にいじめが無かったと証言する人は多く、戦前的な要素がそれを防いでいたと勘違いする人は多いですが、実はベクトルは逆で、それが引き金であり、戦前にいじめがはじまり戦後に興隆しているのではないかと思う。
歴史的にみると教育勅語が出来てから日本のいじめは始まっている、と断定したい。
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