東芝子会社…経営者が会計処理めぐり圧力

１４日の「みんなのニュース」では相変わらず、久保田るり子産経新聞編集局編集委員が、東芝は福島第一原発の廃炉に欠かせない企業であると強調。

２月２４日の「Nスタ」でも岸井成格氏が「廃炉事業東芝がいなきゃダメなんですよ」と発言。

廃炉技術に絞ってもいないのに、赤字を垂れ流す泥船を「欠かせない」とひとくくりにする報道は騙しに行っています。

廃炉部門だけ切り離して他社が引き取っても良いだろう。

東芝はこれだけの不正を行って誰も逮捕されないのは極めておかしい。大手メディアはその基本的なことすら言わないのです。

原発事故の責任についてもしかり。そこでしっかり責任を追及しておけば東芝もそこで引き返せたでしょう。過ちを改めないことが過ちを生むのです。

原発に傾注する決断をした社員は皆、私財をすべて東芝に捧げなければなりません。硬直した社風築いて突っ込んだ代償は払わなくてはなりません。

その上で、せっかくお金が余っているのだから、銀行は原発を切るのを条件にどこまでも融資すればいい。半導体は投資額が命だから融資すればするだけ儲かるといってよい。金余りの今にもってこいの投資先です。

ただここでも恐らく東電＝銀行＝財務省のラインが当たり前の判断を下すのを阻むのでしょう。
破綻処理をしなかったつけがどこまでの日本全体に回っています。

となると、政治がやるしかないのですが、いやはや・・・・・・。