は安倍政権公支持の理由を特に若い世代に探求。
安定しているからと口々に語る街頭インタヴューを受けた若者たち。
それをそのまま受けて言うのであれば、安定というのは官僚以下のメディアなどを掌握して利権を分配するシステムが「機能」しているということですよね。民主党政権の時のようにサボタージュをしたり積極的に潰そうとしていない。
安倍政権によって公務員に与えられた政策的フリーハンドと公務員の再就職こそが根幹です。
もう一つの「経済的安定」ですが、アベノミクスはまさに自分の足を食べているような政策です。しかし一時的には腹は膨れるでしょう。
それを伝えないメディアの責任は今回はスルーされましたが、仮に伝えたとしても「一時的」でも構わない、と思っている若者はかなり多いと思う。
フィリピンのジョセフ・エストラーダ大統領とか日本人はバカにしていたと思うんですけど、結局はやっていることは同じといえます。表面的にそう見えないように取り繕っている分さらに精神的に低いといえます。
安倍政権は経済によってのみ選ばれている、という番組の作りでしたが、自分の生活しか考えない、というのは「道徳」の問題です。自分だけ良ければよい、「ファースト」病は日本において最も蔓延しているといってよいでしょう。
自分しか考えない安倍政権を自分しか考えない(若い)有権者が支えている構図でしょう。「類似性の法則」です。
そしてそのような日本を作ったのは先行世代です。
また、本来の道徳は人間の根本的な力のことです。道徳の欠如は人を近視眼的にもするのです。
安倍政権を批判する(旧来の左系というのか)「知識人」には、文化を癒し効果しかないなどとし、さらに道徳教育に否定的な人が多いですが、本当の意味での道徳的教育を行わない限り、資本主義下では人はどこまでも利己的になります。その結果社会をぼろぼろにすることを指摘したいです。
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