相撲協会の臨時理事会　最終報告書提出　その８

また、この騒動の中でモンゴル相撲との違いとして、頭から当たるのが日本の相撲の特徴、と説明されていましたけど、戦前以前の相撲の古い映像をみると胸から当たっているんですよね。

私は浮世絵をたくさん観ましたけど、そもそも相撲絵で頭から当たっているのを見たことがないんですよ。

この頭から当たらなくてはいけないという現代の相撲の慣習が競技の魅力・安全性を非常に削いでいると思うのです。（仮に伝統だとしても改善した方が良いと考えます。）

アメフトで脳障害が話題になりましたけど、相撲も同じような医学的検査をすれば、絶対に似たようなことが起こっているはずです。
あの立ち合いの頭へのダメージは百害あって一利なしですよ。

もちろん子供にとってはさらに有害です。

なので胸から当たることを早急に「品格」の努力義務として改善を図るべきだと考えるのです。