「観光公害は受け入れ側の問題」、アレックス・カーがほえる!

「観光公害は受け入れ側の問題」、アレックス・カーがほえる!
神社仏閣の集まる古都、京都。スーツケースを転がす外国人観光客が闊歩し、その需要を当て込んだホテルや簡易宿所の建設が加速している。外国人観光客の流入に沸く今の京都をどう見るか。京町家など日本の古民家再生に半生をかけるアレックス・カー氏に話を聞いた。

は我が意を得たりだ。この通り料金を上げて制限すればよいだけの事なのになぜそれをしないのか理解に苦しみます。

「カー:私はいささか悲観的です。何度も話していますが、日本は数の議論ばかりで、文化を大事にしよう、景観を大事にしようという思い自体が希薄なんですよ。町の中、お寺の中、境内の中の本来の文化的な意味を観光客にどういうふうに経験してもらうかという意識が薄い。」

という部分は観光資源として日本文化を利用しながらもそれを理解せず本音のところでは価値を感じていない日本人の現状が表れたところといえるだろう。
なんと愚かしいことだろう。

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