地球ドラマチック「バミューダ・トライアングル～科学で迫る魔の海域～」

は遭難することで有名なこの魔の海域に科学の視点で肉薄。

海底火山が隆起してできた地形らしく、上の顔を出している島の部分と海底の落差は８０００メートル。コンピューターグラフィックで再現される海底の風景は壮観だ。
そのような特殊な地形が遭難させているらしい。
いくつかの事例についてはどうも深すぎて難破船や飛行機を調べることもできないようなんですよね。

山の上には船を切り裂く突起がたくさんあるのだが特に凪いでいるとそれを発見するのは困難で船底を切り裂かれて沈没してしまうとのこと。

またハリケーンが多い地域であるのも遭難の原因になっているとのこと。
波が干渉しあう合成波で高くなるとひとたまりもないとのこと。

また海底には大量のメタンハイドレートが眠っているらしく、これがいきなりはがれて上に上がってくると巨大な波になって船を難破させるらしい。

マリアナ海溝はジャワ海溝のように巨大な地震で津波を発生させる可能性があるとのこと。アメリカ東岸の原子力発電所に専門家は警告を発しています。
東海岸の原発はどうなっているのだろう。福島第一のようにハリケーン対策で非常用電源が地下にあるなんていうことにはなっていないと信じたい。

何か原因が一つあって魔の海域になっているのかなと誰しもが思うでしょうけど、こうやって観ていくとなんと多彩な技を持った海域であろうか。