地球ドラマチック「大きさのヒミツ~もし世界が小さくなったら?~」

地球ドラマチック

は「地球ドラマチック「大きさのヒミツ〜もし世界が巨大化したら?〜」」の後編の位置づけ。

まずは地球を小さくするところから。重力が小さくなり酸素を引き付けておくことができなくなり常に高度5000mで暮らしているのと同じようになるとのこと。人類全体がヒマラヤ部族アースに!さらにヒマラヤでは大変でしょう。


縮小に伴いコアの液体金属が減少。磁場が弱くなって太陽風の直撃を受けて大気が吹っ飛ぶとのこと。


次は人を縮小。小さくなると脳も小さくなるので頭が悪くなるらしい。


寿命に関しては哺乳類の同じ種ではより小さい方が長生きらしい。
人間でも身長が小さい方が長生きであるという統計結果が出ているとのこと!なんともパンチがある研究結果ですけど初めて聞きましたね。日本ではまだ知られていないということなのでしょうか。「チコちゃんに叱られる!」では岡村氏に長生きができるから慰めてあげればよいでしょう。

これで日本人が長寿なのも説明できるのかもしれない。小さいですからね。さらに女性が長生きなのもこれで説明がつくでしょう。

身体が危険を察知すると成長ホルモンの分泌が成長している場合ではないぞといって止まるらしい。アジア人の身長が小さいのも寒さに適応したというだけではなくよほどシベリアの環境が過酷だったからではないでしょうか。


哺乳類の循環システムは小さい身体で生きるのに適していないらしくネズミはかなり無理をして生きているようです。これが今では正しくないといわれている「ゾウの時間ネズミの時間」が正しく受け止められた理由の一つではないでしょうか。無理して生きているから早く死んでしまうのでしょう。


最後は太陽を縮小。

核融合ができなくなって輝けなくなるらしい。

最後は核融合ができるぎりぎりまで縮小して地球を適切な位置に近づけます。
すると「潮汐ロック」が起きて一方の面だけが太陽を向くようになるとのこと。地球と月の状態です。実際地球に一番近い恒星プロキシマ・ケンタウリではそういうことになっているとのこと。

ああ、恒星があって回っていれば良いというわけではないんですね。太陽のサイズでないと駄目なことが確かめられました。

大きさを通して広範な科学を解説する良番組だ。
世の中は歯車のようにできていて一つ狂うとすべてがダメになるというまとめ。

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