ではヤマザキマリ氏はスペイン風邪のウイルスの人工再現に成功した河岡義裕氏を探訪。
新型コロナ、武漢の研究所起源か「調査」 米大統領
新型コロナ 中国・台湾 北米
2020/4/16 18:54
というニュースが駆け巡っていますけど、人工的にスペイン風邪が作れるのであれば、合理的に疑うべき範疇にこういったことが入ってきているといえるでしょう。
中国政府が隠蔽しなければいくらでも防げた、ということを河岡義裕氏が政治性を避けた言い方で言っていましたね。
今の事態はそこから引き起こされた惨事であるということを抑えておかねばなりません。
情報が公開されていればそこで収束していた可能性は高いのです。
ユヴァル・ノア・ハラリ氏の話はどれも浅く二次的なものだ。
国家による情報統制、監視社会と言いますけど、それを中央政府が自由に閲覧利用できるタイプと厳密に法で管理して不正なその利用に厳罰を科していくそれとでは180度性質が異なるといってよいと思います。ここを分けていない議論がそもそも粗雑だ。
日本は後者を選ぶべきなのです。
「権威主義国家」の方が感染症対策が上手く行く可能性があると磯田氏。しかし、中国の初動も含めて権威主義国家だ。
台湾のように対策をうまくやっている民主主義国家もある。やはり粗い議論だ。
山本太郎氏は権威主義国家の持続性に疑問を提出。
私が思うに、歴史の流れとしてはやはり人々は自由な方向に向かっているのだから権威主義国家というのはその流れに逆らっているわけですよ。その不自然さがどこかで噴出して結果的にはマイナスになるのだろうと私は考えます。
ヤマザキマリ氏のイタリアの話を枕に自分で考えて納得する事が大切だ、と山本太郎氏。
私が思うに人には自然の理がありその成長する方向性というものがあります。権威主義国家というのはその方向性にも反しているわけです。
そういうことはなされませんが、体制というものは結局は人の集合なのですから、人の仕組み・教育論。能力論といった切り口から分析・発展させていくことが重要です。
21世紀の安全保障は明らかに18・19・20世紀とは違う、人類共通の危機に備えなければならない、と磯田氏のまとめと一座の同意。
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